『Voice of Cards できそこないの巫女』発表、2月17日発売へ。ヨコオタロウ氏が手がけるTRPG風RPG第2弾

株式会社スクウェア・エニックスは2月4日、『Voice of Cards できそこないの巫女』を2月17日に発売すると発表した。「Voice of Cards」は、剣と魔法の世界を全て「カード」で表現したRPGシリーズ。

株式会社スクウェア・エニックスは2月4日、『Voice of Cards できそこないの巫女』を2月17日に発売すると発表した(Steam版は2月18日)。ダウンロード専売タイトルで、対応プラットフォームはNintendo Switch/PlayStation 4/PC(Steam)。価格は税込3520円。クリエイティブディレクターをヨコオタロウ氏が手がける。
 

 
「Voice of Cards」は、剣と魔法の世界をすべて「カード」で表現したRPGシリーズ。プレイヤーはゲームマスター(テーブルトークRPGにおける、ゲーム進行を取り仕切る人物)のナビゲーションによりゲームを進めていくこととなる。そのため、一人ではなくゲームマスターと一緒にゲームプレイをしているといった新しい感覚でRPGを遊ぶことができる。なお本作のゲームマスターは速水奨さんが演じる。

『Voice of Cards できそこないの巫女』の舞台となるのは、美しい海に囲まれた、精霊が住まう諸島。「巫女」と呼ばれる女性と、巫女を守る「従者」が組んで、代々島を維持するために精霊を生き永らえさせてきた。しかし、諸島のとある島は巫女がおらず、滅びの日を待っていた。そうしたなか、巫女として生まれ、巫女になれなかったできそこないの少女や、島を救おうと少女を巫女にするために尽力する青年がともに、ぬいぐるみ姿の自称精霊に導かれ、諸島の伝説を巡る航海を始めることとなる。なお本作は、システムとしては前作『Voice of Cards ドラゴンの島』を引き継ぐものの、続編ではないため、前作を遊んでいなくても楽しむことができるそうだ。
 

 

 
本作は期間内に購入することで、早期購入特典として、ゲーム内で使用可能なDLCを入手することが可能。ゲーム内で表示されるカードの裏面を、その姿を見た者に幸運をもたらすと伝わる、伝説のクジラを模したデザインに変更できる。また、ゲーム内のテーブルを、海をイメージしたデザインに変更できるそうだ。早期購入期間は、ニンテンドーeショップ、PlayStation Storeが2022年3月7日23時59分まで。Steamが3月8日2時までとなる。

このほか本作は、「Voice of Cards できそこないの巫女 + DLC セット」を販売予定。ゲーム本編を『ニーア オートマタ』 モチーフのデザインに変更し、ゲーム内のすべてのキャラクターとエネミーのイラストをドットアートに変更可能な DLC8種をセットにした商品が発売される。セットに含まれている DLC は、個別でも販売するとのこと。

『Voice of Cards できそこないの巫女』は、PS4/Nintendo Switch向けに2月17日発売。PC(Steam)向けに2月18日発売予定だ。価格は通常版が税込3520円。「Voice of Cards できそこないの巫女 + DLC セット」が税込4356円となる。Nintendo SwitchおよびSteam版は本日より事前予約を受付中だ。




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Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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