悪霊退散アクション『Ghostwire: Tokyo』新映像にてゲームプレイ詳細公開。東京で縦横無尽ゴーストハント
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2月4日、『Ghostwire: Tokyo』に関する特別番組「Ghostwire: Tokyo – February 2022 Official Showcase」を放送した。同番組では、初公開となる長尺のゲームプレイ映像のほか、同作のさらなる詳細が明かされている。対応プラットフォームはPS5/PC(Steam/Epic Gamesストア)で、今年3月25日発売予定。
『Ghostwire: Tokyo』は、Tango Gameworksが開発する新作アクションアドベンチャーゲームだ。本作の舞台となるのは、突如としてほぼすべての人口が喪失した東京・渋谷。主人公である暁人(あきと)は、人間のかわりにマレビトと呼ばれる怪異たちが闊歩する大交差点の中心で目を覚ます。主人公は自身に憑依したKKと名乗る謎の存在と共に、人口消失の原因を追い、東京を救うため奔走するのだ。
放送に合わせてPlayStation.Blogで公開された情報によれば、KKは本作におけるもうひとりの主人公との立ち位置で、暁人の相棒的存在になるようだ。また、一連の事件の背景にいる般若面の男とも因縁があり、いわば先輩ゴーストハンターでもある。KKにも暁人とは違う目的があり、お互いに時にはぶつかりあい、時に理解しあう様子も本作の物語の魅力となるようだ。
今回の放送では、新たなゲームプレイ映像で詳しい要素も語られている。まず、以前にも語られた風・水・火の属性を利用した攻撃が紹介された。こちらは「エーテルショット」と呼ばれ、風属性では連射が効き、水属性ではショットガンのように広範囲攻撃が可能に、火属性ではロケットランチャーのように爆発ダメージが与えられるなど、性質も変わってくるとのこと。こうした攻撃を利用して、敵のコアを露出させてワイヤーで“引っこ抜く”のが戦闘の基本となるようだ。ほかには、土属性を利用したガードもあり、探索のなかでは能力などのアップグレードも可能となる。また、本作ではステルスプレイに向いた弓矢や御札などのサブウェポンも登場。かなり幅広い戦闘スタイルを楽しめるようだ。
そして、本作の渋谷に登場する怪異は敵ばかりではない。例として、コンビニや屋台などではかわいい妖怪「猫又」が待っているようだ。そうしたNPCたちはアイテムを販売してくれるほか、猫又や狸などの願いを叶えて報酬をゲットする要素もあるとのこと。一方で敵方にも、「河童」や「一反木綿」および「ろくろ首」といった妖怪や、近年の都市伝説をモチーフにした怪異たちが登場する。
探索面では、異界と繋がった鳥居を浄化。瘴気の霧を晴らして探索エリアを広げる流れになるようだ。また、町の随所に日本の伝承や都市伝説にまつわるサイドミッションも用意されているようだ。路地裏や地下およびビルの上などのエリアにも侵入でき、かなり立体的な探索が楽しめそうだ。
また今回の放送では、開発陣が 『Ghostwire: Tokyo』の制作背景や影響を受けた作品について語る映像も公開されている。本作の世界観の手がかりが多く含まれる内容となっているため、本作が気になる方はぜひこちらもチェックしてほしい。
『Ghostwire: Tokyo』は3月25日、PlayStation 5/PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに発売予定。現在先行予約販売が開始されている。予約購入特典としては、コスチューム「バイクスーツ」「般若」が配布される。特別版の『Ghostwire: Tokyo Deluxe Edition』では、さらに衣装パック「ストリートウェア」とコスチューム「忍」、そして投擲武器「クナイ」が付属するほか、PS5版では3日間の先行プレイが可能となる。価格は通常版が税込8778円、特別版が税込1万978円で、PS5版はPS Plus会員であればそれぞれ10%オフとなる。
【UPDATE 2022/2/4 11:50】
3日間の先行プレイ権が、予約特典ではなくPS5向けのデラックス版の特典であると訂正