『ポケモン レジェンズ アルセウス』のポケモンは怖い。見つめるカビゴンや人間はかいこうせんなど、戦慄するトレーナーたち

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『Pokémon LEGENDS アルセウス(ポケモン レジェンズ アルセウス)』にて、多数ユーザーが「ポケモンの怖さ」を口々に語っている。というのも本作でのポケモンたちは、野生の生き物として大胆にプレイヤーに襲い掛かってくるのだ。

『ポケモン レジェンズ アルセウス(以下、アルセウス)』は、今年1月28日に発売を迎えた『ポケモン』シリーズ最新作。舞台となるのは、まだヒスイ地方と呼ばれていた時代のシンオウ地方だ。本作は3Dで描かれており、今までのシリーズ作品に比してアクション性も高い。プレイヤーは自由度高くフィールドを駆け回り、ポケモンたちも生息域をありのままの姿で闊歩している。また、直接ボールを投げてポケモンを捕獲できるほか、気性の荒いポケモンたちは容赦なく人間であるプレイヤー自身を攻撃してくる。「実際にポケモンが目の前にいる」という存在感やリアルさも、本作の魅力のひとつだ。


一方で、本作をプレイしたユーザーの多くが、各SNSやフォーラム上でポケモンに感じた脅威を吐露している。本作のポケモンはかなり怖いと感じる人が多いだろう。攻撃的なポケモンは命の危険に繋がりかねない技を容赦なく放ってくるほか、そもそも生き物として戦闘能力が高いポケモンも散見される。

ただ、実際にポケモンの攻撃でプレイヤーが死んでしまうことはない。あまりにダメージを食らうと「目の前が真っ暗」になり、アイテムを落としてしまった上でベースキャンプ送りとなる。そのため、恐怖の種類としてはホラーというより、大自然の脅威や野生の恐ろしさに直面したような印象だ。また、本作では「ポケモンは恐ろしい」という考えが浸透している。登場人物たちは基本的にポケモンを未知の生物だと認識しており、何かにつけてその脅威を言葉にする。そうした世界観設定も、「ポケモンが怖い」イメージに拍車をかけていそうだ。そしてユーザーから怖がられているポケモンも、かなり多岐にわたっているようだ。

たとえば、国内Twitter上でもかなりの数のユーザーが「『アルセウス』のポケモンが怖い」と口にしている。その理由はさまざまなものの、「今までのシリーズではおとなしい印象だったポケモンが、突然牙をむく」ギャップへの衝撃もあるようだ。そうしたポケモンの一角が、きのこポケモンであるパラスだ。パラスは国内のみならず、海外掲示板Redditでも同様に、「怖い」ないしは「邪魔な」ポケモンとして話題にのぼっている。同掲示板では、パラスによく絡まれることをネタにしたスレッドやコメントが散見される状況だ。


「ポケモンが直接プレイヤーを襲ってくる」というシステム上、今まであくまでポケモンバトルを介していたポケモンが、闘争心剥き出しで襲いかかってくる様子にショックを受けたプレイヤーは多いだろう。したがって、本作でいきなりパラスに襲われて驚きを隠せないプレイヤーがいるようだ。そして、パラスは序盤から後半にかけて各エリアに登場するため、かなり頻繁に絡まれることになる。そしてあろうことか序盤マップでは、進化系のパラセクトの強大なオヤブン個体と、群れをなして分布し迂闊なプレイヤーを包囲するのだ。パラスおよびパラセクトは、背中に寄生されたキノコに養分を吸い取られ操られているとの設定がある。そんな生物が人間を仕留めたらどう扱うのか、『ポケモン』らしからぬ想像をしてしまいそうだ。


ほかにも、「単純にポケモンの戦闘能力が怖い」との理由もあるだろう。例として、本作に登場するまさかりポケモンであるバサギリは、両腕がそのまま人の命も刈り取れそうな形状となっている。作中では太い木を一刀両断するシーンもあり、もはや『ポケモン』というより『モンスターハンター』の領分である。また、単純に人間を凌駕する体格差でプレイヤーを圧倒するポケモンもいる。いねむりポケモンであるカビゴンだ。Twitter上では、オヤブン個体のカビゴンと遭遇したプレイヤーがその恐怖を動画で投稿している。カビゴンといえば、道端ですやすや寝ている穏やかさが印象的なポケモン。しかし、動画に収められたカビゴンは、オヤブン個体であるが故に目がらんらんと真っ赤に輝いているのだ。いねむりなどしていない。完全に狩人の目である。前述の「ギャップが怖い」との合せ技といえる。


また、ポケモンたちは人智を超えた技の使い手でもある。過去作では技を交わし合うのはバトルに挑むポケモンたちだった。しかし本作では、ポケモンたちの危険な技はポケモントレーナーたちにも容赦なく降りかかるのだ。例として、比較的序盤から遭遇するこおろぎポケモンのコロトックは「はかいこうせん」を放ってくる。物理的な暴力を超越した極太のエネルギービームが、トレーナー自身に襲いかかるのだ。村人たちが怯えるのも無理はない一方で、「よくここを開拓しようと思ったな」とギンガ団の豪胆さに関心するばかりである。


国内Twitter上ではほかにも、ギャロップやリングマ、カイリキーなどのポケモンについても「怖い」とする意見が投じられている。よくよく考えてみれば、それぞれ現実に例えれば「燃える馬」「巨大な熊」「腕が4本ある筋骨隆々の大男」である。近寄るだけでも怖いのは当然であり、ほかのポケモンに関しても同様だ。しかし、そんなポケモンの脅威さえリアルに感じられるのも、本作の魅力だろう。そうした脅威による緊張感が、探索のメリハリをもたらしている。また恐ろしく強大な個体ほど、捕獲の際の喜びもひとしおだ。

『ポケモン レジェンズ アルセウス』は、Nintendo Switch向けに発売中だ。 リアルなポケモンの脅威と魅力を感じたい方は、是非ともお手にとってみてほしい。




※ The English version of this article is available here

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