パブリッシャーの株式会社Phoenixxは1月26日、サバイバルクイズアクションゲーム『Survival Quiz CITY』を3月4日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込2050円。あわせて、Steam Playtest(ユーザー参加テスト)を2月12日~13日に実施するとしている。
『Survival Quiz CITY』は株式会社バンダイナムコスタジオのゲームレーベル「GYAAR Studio」がおくる作品の第一弾。プレイヤーはCITYの住民となり、サバイバルクイズに挑むこととなる。クイズの正解者となれば勝ち組として高みに立ち、負け組は厳しい立場から勝ち上がりを狙うことに。オンラインでつながった大人数とともに、プレイヤー同士で競うのだ。
本作にはルールが2種類存在する。一つは、最後に生き残った1人が優勝する「サバイバルルール」だ。ゲームの流れとしては、まずは大人数でクイズに挑戦。食や動物など、多彩なジャンルから問題が出される。このとき回答を間違えたり、遅れたりしたプレイヤーは「負け組」扱いに。床が抜けてアクションステージに落下し、制限時間内にゴールを目指すこととなる。
一方、クイズに素早く正解した「勝ち組」は武器を手にし、必死にゴールを目指す負け組に向かって攻撃。クリアを阻止するのだ。各ラウンドの合間にはショップで買い物が可能。ショップには、効果効能の異なるさまざまなアイテムが並ぶ。稼いだコインを使ってキャラクターをパワーアップし、次のラウンドに備えるのだ。
もう一つのルールは「賞金稼ぎルール」。最終ラウンド終了時にもっとも多くのコインをもっていたプレイヤーが優勝となる。脱落はなく、全員が全ラウンドをプレイ可能だ。ただし、制限時間内にゴールに辿りつけなかった負け組のプレイヤーは、せっかく稼いだコインを失ってしまうため注意が必要。一方、最終ラウンドでは逆転要素もある。負け組のプレイヤーの誰かがゴール前に設置されたスイッチを押すことができれば、勝ち組は全財産を失って負け組への攻撃も不能になり、優勝のチャンスは負け組のものになる。
クイズ、ステージ、ギミック、そして武器は多彩なものを用意。いち早く正解枠に駆け込むダッシュクイズ、3問/5問早抜けクイズ、早押しクイズといったクイズの出題方法や問題の種類に加え、ステージやギミックのバリエーションも交わって、さまざまな激戦が展開される。さらに「オリジナルクイズ」を使えば、プレイヤーが好きにクイズを作成し、カスタムマッチで出題させて遊ぶことができる。自分の作ったクイズを公開してほかのプレイヤーに遊んでもらったり、あえて非公開にして仲間内で盛り上がったりと、さまざまなシチュエーションで楽しむことが可能だ。
マッチングについてはプレイヤー30人で組まれるランダムマッチと、ホストプレイヤーが作成したルームにほかのプレイヤーが合流して遊ぶカスタムマッチが存在する。カスタムマッチで作成したルームはパスワードでプライベート設定することもでき、パスワードを設定しない「公開」ルームへは一覧から好きに選んで参加することも可能だ。
本作は、ビルドやゲームサーバーの安定性を検証するため、発売前にプレイテストをおこなう。実施スケジュールは、2月12日13時~2月13日23時まで。新発表のオリジナルクイズをはじめ多くの新要素が入った製品版相当の『Survival Quiz CITY』をいち早く体験できる。
『Survival Quiz CITY』は3月4日、SteamにてPC向けに発売予定だ。価格は税込2050円となる。
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