Nintendo Switch向けお色気姫ゲーム『デュエルプリンセス』突如配信停止。セクシー過ぎたか

 

Nintendo Switch向けにリリースされた『デュエルプリンセス』が、本日より配信停止になっているようだ。本日17時30分時点で、ニンテンドーeショップ上で『デュエルプリンセス』が購入できなくなっている。同作は 1月13日に、発売されたばかりであった。


『デュエルプリンセス』は、横スクロール型のシミュレーションゲームだ。デッキ構築要素も含まれている。舞台となるのはファンタジー世界。この世界は各大陸にいる魔王によって支配されていた。しかし、歳月が経ち、勇者が現れ姫とともに魔王を討伐し、大陸が解放された。しかし魔王側も大魔王の復活に成功。10人の姫君たちは互いに協力し、彼女たちの体に存在する紋章を使って、大魔王を封印することを目指す。しかし身分も立場も文化も違うので、姫たちの意見はまとまらない。ならば力づく。それぞれの姫たちの、世界の命運をかけた戦いが始まる。


『デュエルプリンセス』は、10人いる姫から1人を選び、ほかの姫たちと戦っていく。戦闘の形式は、横スクロールのRTS風。時間経過によってたまるエネルギーを消費し、カードからユニットを召喚。新たなカードをドローするのだ。ユニット同士の相性を考慮し、相手の砦を落としていく。道中ではカードを購入したり入手したりといったイベントもあり、どのようにデッキを構築するかといった要素も存在する。

しかし本作の何よりの醍醐味は、“お色気シーン”だろう。本作では敵の姫と対戦するタイミングと、戦闘後に“ご褒美”が用意されている。対戦中においては与えたダメージに応じて、自キャラ含めた姫の衣服が破壊される表現が導入。さらに勝利後には、大魔王を封印する……という名目のお仕置きシステムを採用。あられもない姿の姫たちに、“道具”を使うことで、心拍数を上げていく。“モミモミ”や“ローラー”などを選び、特定の場所に使用すれば姫キャラたちは喘いでいくわけだ。


本作では、プレイヤーは女性の姫ということもあり、あくまで女性から女性に向けての仕置きである。お仕置きシーン自体はコミカルに実施され、暴力性も覗かせない。一方で、お仕置きシーンにおいては性描写がなかなか過激。用意されているCGもきわどい上に、“モミモミを胸部に当てることで、心拍数が上がっていく”といった、結構な直接表現も用意されている。こうした性表現を理由として、レーティングはCERO Dがつけられていた。実際の理由は不明であるが、発売後に性表現が引っかかった可能性はあるかもしれない。

そもそもでいえば、『デュエルプリンセス』ではSteamでもリリースも予定されており、Steamストアの審査がリジェクトされたことも報告されていた。本作を手がけるqureateはSteamとNintendo Switchでリリースをしており、Nintendo SwitchではCEROレーティングDの範囲の表現に抑えつつ、Steam版はそうしたゲームをベースに、DLCで“新たな表現を解禁する”手法をとっていた。Steam版のビルドがNintendo Switch版と同じだったかは定かではないが、少なくともすでに他ストアで弾かれていたという点は、今回の配信停止に無関係ではないだろう。


Qureateは本件についてTwitterで告知。諸事情により停止しているとし、配信再開においては告知するとしている。お色気要素だけでなく、ゲーム部分も評価されていた『デュエルプリンセス』。ニンテンドーeショップのランキングでも上位に位置していた人気ゲームでもある。切望する紳士たちのためにも、早急な帰還が望まれる。




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