『Dead by Daylight』5.5.0アプデ配信。ボイルオーバーと死人のスイッチ強化、新もがきシステムも
Behaviour Interactiveは1月26日、『Dead by Daylight』の5.5.0のアップデートを配信した。ゲーム全体のサイズダウンやベータテスト等新機能の追加、各種ゲームバランスの調整、バグ修正などの内容となっている。
ゲーム全体のサイズダウンについては、開発チームアップデートでもすでに発表があったとおり、ゲームサイズ全体が従来に比べ20GB弱小さくなった。そのため今回ゲームをほぼ完全に再ダウンロードする必要があるが、この変更は将来的にアップデートの時間を短縮するための第一歩になるとのこと。
また、家庭用ゲーム機にもベータテスト参加機能が追加された。今までにもPC版ではPTB(パブリックテストビルド)というかたちでベータテストへの参加が可能だったが、家庭用ゲーム機には対応していなかった。PC版ユーザーと同様に、正式実装前に新コンテンツにふれることができるようになるわけだ。
なお今回のベータテスト機能は新もがきシステムの対象となっており、設定でオンにすると、生存者のプレイ時、殺人鬼に担がれたときにスキルチェックが2重で表示されるアクションに切り替わる。グレイトを出すとゲージ上昇速度をあげられ、ミスをした場合にはゲージが上昇しない仕様だ。
そしてゲームのバランス調整においては、とくに反響が大きかったのが以下の二つのパークの強化だろう。
生存者パーク【ボイルオーバー】
・もがきの増加効果を25/50/75%→50/75/100%に変更しました。
・近くのフックのオーラを見えなくする効果の範囲を10/12/14m→16/16/16mに変更しました。
・新効果: あなたを持ち上げている殺人鬼が高所から飛び降りると、もがきゲージが25%増加する。
殺人鬼パーク【死人のスイッチ】
・オブセッションだけではなく、どの生存者をフックに吊ったときも効果が発動するように変更しました。
生存者パーク「ボイルオーバー」は、殺人鬼に担がれたときのもがき効果を増加させるパークだ。今回もがき増加効果が最大100%になっただけでなく、担ぎ中の殺人鬼が高所から飛び降りるともがきゲージが即25%追加されるという新たな効果も。新もがきシステムの「グレイト」追加にくわえ、地下への階段のショートカットも高所からの飛び降り判定に入るという報告もあるため、地下吊りの難易度があがる可能性もある。
一方、殺人鬼パーク「死人のスイッチ」は生存者をフックに吊るすと発動し、発動中生存者が発電機の修理を完了する前に手を離すと、パークの効果が終わるまで最大45秒間発電機がブロックされる。変更前はオブセッションをフックに吊ったときのみに発動したが、今回のアップデートによってどの生存者を吊っても発動するようになった。発電機から無理やり手を離させることのできる殺人鬼やパークとの相性も良さそうだ。
また、攻撃が命中したかのような叫び声やエフェクトが表示されたにも関わらず生存者がダメージを受けていない事象についても、起こりづらくなるよう調整したとのこと。開発チームはこの問題が「完全に無くなることはありませんが、プレイヤー同士に一定の接続品質がある状況であれば出るのを減らすことができるはず」だとしている。
その他長時間ボタンを押し続ける必要がなくなる生存者と殺人鬼それぞれの一部動作のホールド・切り替え設定や、生存者の「走行してキャンセル」のオンオフ設定なども追加された。これらの設定は操作タブから変更が可能だ。
旧正月を祝うイベント「潜む縞模様」は26日から開始され、新たな学術書10「ソウ」は27日午前1時から配信される予定となっている。その他の問題の修正や詳細については、公式パッチノートを確認されたい。