オープンワールドモンスター育成ゲーム『パルワールド』続報&新映像公開。UE4を採用し、グラフィックもパワーアップ
ポケットペアは1月21日、『パルワールド』の続報を公開。あわせて新映像を公開した。発表時から進化したグラフィックや、ゲームの詳細情報を確認できる。
『パルワールド』は、オープンワールドサバイバルクラフトモンスター育成ゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作では不思議な生き物パルが登場する。彼らはそれぞれ姿かたちが異なっており、羊や牛のようなパルから、竜や狼のようなパルまで、さまざまな見た目と特性のパルが存在。そんなパルを集めたり育てたり、あるいは戦わせたり労働させることが可能。パルとのんびり暮らすか、強制労働を強いるか、パルを不正に取引する密猟者を戦うか。どのように世界を生きるかはプレイヤー次第。最大8人までのマルチプレイにも対応する。
パルと共にできることは幅広い。大柄なパルに乗ることで、陸・海・空などを自由に移動可能。生活においてもパルは助けになるだろう。火をつけたり、発電したり、採掘したり。それぞれのパルの特徴を活かすことで、安定した生活をおくろう。本作では建築も可能で、そうした建築にパルを使うこともできる。なおパルには労働法は適用されないとのこと。
生産要素としては、農業要素も存在。種まき・水やり・収穫などを得意とするパルに任せれば、魅力的な農園を作れることだろう。植えることで増えるパルもいるという。工業・自動化なども可能。工場を作りパルを配置すれば自動化(?)も可能だという。ただ工場で働くパルはどこか悲しげだ。
そしてパルは戦うこともできる。ダンジョンに共に潜入することも可能。マルチプレイにおいては、パルの対戦やトレードも可能。パルは繁殖もするといい、繁殖の際は親の特性を受け継ぐ。希少種を生み出すのもいいだろう。一方本作にはパルの密猟者なども存在するという。禁猟区にて生息する絶滅危惧種のパルをつけねらうものたちだ。こっそり侵入し捕まえることで、一攫千金を得られるとのこと。ただし、うまい話にはリスクがつきものである。
『パルワールド』は、昨年6月に発表された。その混沌とした公開トレイラーは国内だけでなく海外でも反響を呼び、YouTubeやTwitter、TikTokなどをあわせて発表3日間で映像が1000万回再生されたという。注目を集めたことを踏まえ、グラフィックをさらにパワーアップさせるべく、Unreal Engine 4を採用。以前までのビジュアルはポケットペアの過去作『クラフトピア』を彷彿とさせていたが、エンジンの刷新によりあらたな魅力が生まれている印象だ。
今回の映像では新たに、パルを捕獲したり捕獲した後のシーンなどを収録。パルと協力してロケットを製造するシーンや、巨大なクジラのようなパルに乗り込み、空中都市を探索するシーン。闘技場でパル同士を戦わせるシーン。そして密猟団に囚われたパルを描くシーンなど、壮大さとダークさの両方が垣間見られるだろう。
『パルワールド』は2022年内にSteamにて早期アクセス配信予定だ。
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