国内企業ナツメアタリ株式会社は1月13日、『奇々怪界 黒マントの謎』を4月21日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switchで、価格は税込4180円。
『奇々怪界 黒マントの謎』は、“元祖巫女さんシューティング”である「奇々怪界」シリーズの最新作。1992年にナツメから発売されたスーパーファミコン専用ソフト『奇々怪界 謎の黒マント』の続編にあたる。開発は、前作に関わったスタッフで構成されるナツメアタリ内のチーム「TENGO PROJECT」が手がける。当時の16bitテイストはそのままに、グラフィックやサウンドをパワーアップさせ、可愛くて硬派なアクションシューティングに仕上げるという。
本作の主人公となる巫女の小夜ちゃんは、十字キーで8方向に移動。お札投げやボンバー、返し鏡といった攻撃を駆使する。スライディングなども使いこなすほか、お祓いや注連縄結界といった巫女らしい技を展開して進むのだ。ライフゲージはステージ進行によってMAXが増加。道中ではつづらなどからアイテムを入手できる。
たとえば力玉を拾えばお札攻撃を強化。同じ色を取ることで3段階までパワーアップするほか、違う色の玉を取ることで攻撃方法が変わる。このほかバリアを展開できる御守りやボンバーのストックが増える一喝玉、一定時間無敵になれる狛犬などが登場。ただし残りタイムが0になるとゲームオーバーになるほか、ライフゲージがなくなってしまってもプレイヤーアウトだ。団子やお茶を拾ってライフゲージを回復していこう。本作では小夜ちゃんのほかにも、前作から続投となる化けダヌキの魔奴化も操作可能。さらに新キャラクターとなる女神アメノウズメ・貂のイカヅチ・女武者の蛍御前などを加え、総勢5人のキャラクターが登場する。
モードとしては、黒マントの謎を追う「ストーリーモード」があげられる。こちらはゲーム中の敵の落とすコインを集めることで、エクストライージー・モードにて遊べるようになる。アクションゲームが苦手な人でも最後まで遊べるような難易度に調整されるとのことだ。このほか、5人の中から好きなキャラクターを選んで全ステージクリアに挑戦する「フリーモード」も存在。こちらはマルチプレイに対応しており、2人協力プレイが可能だ。Nintendo Switch版はおすそわけプレイでも遊ぶことができる。
『奇々怪界 黒マントの謎』は4月21日、PlayStation 4/Nintendo Switch向けに発売予定。価格はパッケージ版・DL版とも税込4180円だ。
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