葛藤の吸血鬼アクションRPG『Vampyr』が1日限定で無料配布開始。Epic Gamesストアにて

Epic Gamesストアにて12月24日、『Vampyr』の無料配布が開始された。無料配布期間は、日本時間で2021年12月25日1時まで。

Epic Gamesストアにて12月24日、『Vampyr』の無料配布が開始された。無料配布期間は、日本時間で2021年12月25日1時まで。期間中にライブラリへ追加しておけば、配布期間終了後も引き続きプレイ可能となる。なお、Epic Gamesストア版『Vampyr』は通常価格4880円。なおSteam版向けには、有志による日本語化ファイルが存在している。

『Vampyr』は、吸血鬼化した医師が葛藤しながらロンドンの謎を追う、アクションRPGである。本作の舞台は、疫病が広がった1918年のロンドンだ。主人公のジョナサン・リードは、医師として人命を救うべく活動していた。しかし、ある日ジョナサンは何者かの手により、吸血鬼になってしまう。吸血鬼としての血への渇望。人の尊厳と医師の使命。ジョナサンは葛藤を抱えながら、疾病が広がり闇に覆われたロンドンの謎を追っていく。


ロンドンには、吸血鬼ハンターやアンデットたちが徘徊している。ジョナサンが謎を追う中、彼らと遭遇した際には戦闘に発展。近接攻撃や銃、吸血鬼のアビリティを使って戦うことになる。中でも吸血鬼アビリティは、ブラッドを消費して発動するもので、敵を止めるものや攻撃を無効化するものなどが搭載されている。

また本作の特徴としては、住民の血が吸えるシステムが挙げられるだろう。ジョナサンは吸血鬼として血を吸い、誰かの命を奪うと、大量の経験値が獲得できる。経験値を使って吸血鬼の能力を強化すれば、もちろん戦闘が楽になる。しかし本作では、誰かが死ねばほかの誰かにも影響が及ぶ。一人の死が思わぬ結果を招くこともあり、ジョナサンの抱える葛藤がシステムとしても表現されているのだろう。なお本作は、住民の血を吸わなくともクリアできるそうだ。


本作は、DONTNOD Entertainmentが開発し、海外向けに2018年6月にリリースされた作品だ。Steam版では、1万1000件以上のユーザーレビューの内、75%から好評を得てステータス「やや好評」を獲得している。また国内向けには、2020年にPlaySation 4/Nintendo Switch版が発売されている。

『Vampyr』は、Epic Gamesストアにて12月25日1時まで無料配布中。Epic Gamesストアでは、12月17日より毎日1本のゲームが無料配布されており、12月25日1時からも新たな無料配布作品が登場予定である。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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