『Halo Infinite』にて「猫耳ヘルメット」が流行の兆し。ピョコンと生えたキュートな耳を買い求める兵士スパルタンたち

『Halo Infinite』にて、「猫耳ヘルメット」が流行の気配を見せている。先ごろゲーム内ショップで有料販売が開始され、海外『Halo Infinite』プレイヤーたちの心を鷲掴みにしているようだ。

マイクロソフト/343 Industriesが手がける『Halo Infinite』にて、「猫耳ヘルメット」が流行の気配を見せている。先ごろゲーム内ショップで有料販売が開始されたこのコスメティックアイテムは、海外プレイヤーたちの心を鷲掴みにしているようだ。
 

 
『Halo Infinite』は12月8日に発売を迎えた、人気FPSゲーム『Halo』シリーズの最新作。本作はマルチプレイモードを基本プレイ無料で開放しており、発売に先駆けて11月16日からベータ版の配信を開始している。配信開始直後にはSteamにて、27万人を超えるピーク同時接続者数を記録し高い人気を見せつけた。しかし、「コスメアイテムなどをアンロックするバトルパスの進捗が遅い」など問題点への指摘も相次ぎ、開発元が現在改善に取り組んでいる。そんななか、流星の如く新しいコスメティックアイテムが登場し、多くのユーザーを魅了してしまったのだ。

今回一部コミュニティが注目しているのが、猫耳ヘルメット「ニャーフェクトオーディオ(Purrfect Audio)」だ。「Purr」は猫が喉を鳴らしてなく「ニャーゴロゴロ」という擬音の英語表記。アイテム名のローカライズにも一工夫されている印象だ。こちらは先ごろショップに追加されたコスメティックバンドル「猫好き」に含まれるうちのひとつで、バンドル全体の価格は1000クレジット(約1100円)だ。バンドルにはほかに、猫耳によく合うアーマーカラーや猫のウェポンチャームのほか、『Halo: Reach』に登場したキャラクター「Catherine-B320(愛称Kat/キャット)」のウェポンチャームも含まれている。
 

 
ともかく、猫耳ヘルメットの特徴を解説しよう。ヘルメットからぴょこんと猫耳が生えている。以上だ。音がよく聞こえるようになるなどの機能などもない。ただ、堅牢で物々しいスパルタンの頭から耳が生えているのは、説明しがたい奇妙な可愛いさがある。この魅力にやられてしまったプレイヤーも多いようで、海外掲示板Redditの『Halo』コミュニティ/r/haloでは、猫耳スパルタン関係のスレッドが複数立てられている。
 

 
同コミュニティでは「猫耳をよく見かける」「複数のチームメンバーが猫耳だった」との報告も散見される。猫耳になりたい余り、1000クレジットをはたいたスパルタンはかなり多いと思われる。また、「猫耳ヘルメットを脱ぎたくない」と拒否する味方に、厳しく詰め寄る内容の短いマシニマ(ゲームを利用したアニメーション)作品まで投稿されている。猫耳ヘルメットは現在同コミュニティのトレンドとなっているようだ。
 

 
しかし、今回の猫耳に不満をもつユーザーも存在するようだ。このコスメティックは一部アーマーに装着できない。その点について、「全アーマーに適用可能にすべき」との声や、有料アイテムにもかかわらず説明が足りないとの指摘も出ている。また、1000クレジットとの価格設定にも「高すぎる」との声が一部出ている。しかしながら、猫耳なら適正価格と考えるユーザーが多いためか、価格への不満は限定的だ。むしろ同時にショップに登場した、「アイアンマン」そのままのカラーリングを含む2000クレジットのバンドルが高すぎるという意見も見られる。
 

 
『Halo』シリーズの世界観に、突如として現れた猫耳。多くのスパルタンが心奪われたが、あなたはどう受け止めるだろうか。筆者はいま、1000クレジットを購入するかどうか真剣に逡巡している。また、『Halo Infinite』では来年1月4日までイベント「ウィンター非常事態」を実施中。こちらでは毎日プレイするだけで、無料でホリデーテーマのアーマーカラーなどが受け取れる。本作プレイヤーは参加してみるとよいだろう。

『Halo Infinite』はPC(Steam/Microsoft Store)/Xbox One/Xbox Series X|S向けに配信中。マルチプレイモードは基本プレイ無料だ。

Sayoko Narita
Sayoko Narita

貪欲な雑食ゲーマーです。物語性の強いゲームを与えると喜びますが、シューターとハクスラも反復横とびしています。

記事本文: 1867