“紳士向け”デッキ構築タワーディフェンス『デュエルプリンセス』Nintendo Switch向けに1月13日配信へ。ヒロインとご褒美多数

qureate(キュリエイト)は12月23日、『デュエルプリンセス』を2022年1月13日に配信すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch。『デュエルプリンセス』は、デッキ構築型のタワーディフェンスゲームだ。

国内ゲーム会社qureate(キュリエイト)は12月23日、『デュエルプリンセス』を2022年1月13日に配信すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch。価格は税込み2780円。キャラクターはフルボイスとのこと。同作はPC(Steam)版も発表されていたが、まずはNintendo Switch向けに配信されるようだ。


『デュエルプリンセス』は、横スクロール型のタワーディフェンスゲームだ。デッキ構築要素も含まれている。舞台となるのは、かつて広大だった世界。各大陸に魔王3人が現れたことにより、大陸ごと世界が閉ざされてしまう。しかし、歳月が経ち、勇者が現れ姫とともに魔王を討伐し、大陸が解放されていった。一方で魔王側も負けておらず、大魔王を復活させている。10人の姫君たちは互いに協力し、彼女たちの体に存在する紋章を使って、大魔王を封印することを目指す。しかし身分も立場も文化も違うので、姫たちの意見はまとまらない。ならば力づく。姫たちの世界の命運をかけた戦いが始まる。

本作では、それぞれ意見のある姫たちと戦っていく。ゲームプレイとしては、カードにより味方を召喚する、デッキ構築型のタワーディフェンスが軸となるようだ。ユニットとなるカードを集めデッキを組みながら敵とバトル。時間経過により溜まるマナを消費してユニットを召喚。的確にユニットに指令することで拠点制圧を目指すようだ。ユニットにはそれぞれ近距離・中距離・遠距離が設定されており、三すくみの相性もあるとのこと。同じ手札を合成して強化するオーバーライドや、時間経過で溜まるスキルゲージを消費して発動する、お姫さまごとに異なるスキルなど、さまざまな戦略要素が存在している。


フィールドマップはマスを移動していく形式となっており、雑魚敵と戦うエネミーマスのほか、報酬が多いが敵が強いエリートマス、ユニットを購入したり強化できるショップマス、探索で報酬を得たりユニットレベルを挙げたりできるキャンプマスが存在する。どのようにマスを移動するか、どのようなデッキを構築するかが重要になるだろう。

本作は美少女メーカーqureate開発の作品ということで、美女のお姫さまが数多く登場。おてんばなお嬢様バルバラ、正義感が強いカルラ、こじらせ気味の闇の美少女ドロシア、愛が重すぎるエレオノーラ、冒険好きの活発少女フリーダ、内気でぼっちなグレイス、宝石が好きなお姉さまヒルデ、知的で理系なイーリス、世間知らずで天然なアリア、男勝りでツンデレなゼーナ。このうち、アリアとゼーナはqureateの過去作である脱出ゲーム『プリズンプリンセス』からの登場となる。総勢10名のお姫さまが、乾和音氏により描かれる。

彼女たちにまつわるストーリーやご褒美も用意。本作のストーリーは、ゲームスタート時に選んだ視点で進行。10人の姫それぞれの視点での物語が描かれるという。プレイヤーキャラは、ゲームの進行に応じてアンロックされていくとのこと。またお色気要素も存在。バトルで姫たちの城にダメージを与えると、城と同時に衣装までボロボロに。一定までダメージを与えると、あられもない姿になるとのこと。


そのほか、撃破したお姫さまの紋章を奪うためには儀式がおこなわれる。その儀式とは、お仕置き。姫の体温と心拍数を上げることで紋章が浮かび上がってくるので、アイテムを使ったりしながらあの手この手で姫を高揚させるそうだ。なお本作のCEROレーティングはDである。公開されているスクリーンショットを見るだけでも、なかなか際どい表現が多そうだ。なおqureateは、Nintendo Switchに加えてPC(Steam)でも同社の作品を展開しており、PC版では“表現を変更するパッチ”を配布する手法を採用。本作のPC版を後発になるようだが、紳士極まりない方はそちらを待つのも手である。

『デュエルプリンセス』Nintendo Switch版は、2022年1月13日に発売予定だ。




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Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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