『ファイナルファンタジー VI』ピクセルリマスター、過去作より間隔を空けて発売へ。『FF5』バグ多すぎ問題を反省か

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スクウェア・エニックスは12月21日、『ファイナルファンタジーVI』ピクセルリマスター版について、2022年2月に発売すると発表した。同作は、ピクセルリマスターシリーズの最終作にあたる。同シリーズはおよそ2か月程度の間隔でリリースされてきたが、最終作についてはやや期間が空けられるようだ。その背景としては、前作のバグの多さが関連しているかもしれない。


『ファイナルファンタジー』ピクセルリマスターシリーズはオリジナル版をベースに、新たに開発されるリマスター版だ。ピクセルリマスターでは、シリーズのドットキャラを初期から手がけてきたアートディレクター渋谷員子氏をメインスタッフとし、オリジナル版の雰囲気を大事にしながら、現代の高解像度画面でも映えるかたちで、すべてのグラフィックを2Dで鮮やかに表現。また楽曲も、植松伸夫氏の完全監修のもとアレンジした。そのほか、作品によってはゲーム内バランスや仕様なども調整されている。

すでに5作品が発売され、おおむね好評を博しているピクセルリマスターシリーズ。しかし前作『ファイナルファンタジーV』ではなかなか多くの不具合が見つかっていた。魔法剣が別の技に置き換わったり、魔獣使いのとらえたモンスターが変化したり、アイテムで敵を殴ることができたり、羅列すると暇がない(Togetter)。進行やフリーズに関するバグも存在しており、スクウェア・エニックスはそうしたバグの修正に追われることとなった。11月24日には、アップデートが配信され多くの修正がなされたほか、今後もアップデートを続けていくと表明していた。


今回の発表においては、『ファイナルファンタジーVI』ではイベント・バトルともに慎重な調整をおこない、入念なデバッグをおこなうため、これまで以上の開発期間をかけることにしたと説明している。大企業の発売延期発表に際して、デバッグが理由であるとわざわざ公言されることは珍しい。前作『ファイナルファンタジーV』の件を見据えての説明なのだろう。実際のところ、前作の不具合群は奇妙なものが多く面白がられていた側面もあったが、普通にプレイしたい人にとっては不具合が少ないにこしたことはない。入念にデバッグされて発売される、『ファイナルファンタジーVI』のクオリティに期待したい。

なお、今回『ファイナルファンタジーVI』ピクセルリマスター版の予約特典も増量することが発表されている。スペシャルサントラの「ロックのテーマ(タイムラプス・リミックス)」と「アリア(インストゥルメンタル)」、そして壁紙2種が新たに追加されている。『ファイナルファンタジーVI』ピクセルリマスターは、PC(Steam)およびiOS/Android向けに2022年2月に配信予定だ。





※ The English version of this article is available here

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