ミステリー3D推理ADV『The Vanishing of Ethan Carter』無料配布開始、Epic Gamesストアにて12月21日1時まで。有志日本語化Modもあり

Epic Gamesストアにて『The Vanishing of Ethan Carter』の無料配布が開始された。無料配布期間は、日本時間で2021年12月21日1時まで。期間中にライブラリへ追加しておけば、配布期間終了後も引き続きプレイ可能となる

Epic Gamesストアにて『The Vanishing of Ethan Carter』の無料配布が開始された。無料配布期間は、日本時間で2021年12月21日1時まで。期間中にライブラリへ追加しておけば、配布期間終了後も引き続きプレイ可能となる。なお、Epic Gamesストア版『The Vanishing of Ethan Carter』は通常価格2080円。日本語字幕には対応していないが、有志による日本語化Modが適用可能だ。

『The Vanishing of Ethan Carter』は、廃墟や森の中を探索して謎の事件の顛末を解き明かす、ウォーキングシミュレーターである。本作の主人公ポール・プロスペローは、私立探偵だ。彼は、死者と交信できる能力を持ち、これまでに数多くの事件を解決してきた。ある時ポールは、少年イーサン・カーターから一通の手紙を受け取る。そこには、イーサンの住むレッドクリーク・バレーに隠された闇が記されていた。イーサンの身に危機が迫っていると感じたポールは、レッドクリーク・バレーへと向かう。しかし、ポールがたどり着いた時には、すでに事件は起こったあとだった。ポールは、隠された何かを暴くため、レッドクリーク・バレーを探索することになる。


レッドクリーク・バレーには、事件性のある遺体や罠、謎の呪文といった事件の痕跡が残されている。プレイヤーは、ポールの視点から廃墟や森の中など、レッドクリーク・バレーを歩いて探索。ちょっとしたパズルを解いたり、証拠を発見したりなど、周辺をくまなく調査して何が起こったのかを推理していく。各地で起こった出来事を知ることで、レッドクリーク・バレーに隠された闇の全体像にも迫る。

また本作はウォーキングシミュレーターあるため、戦闘や激しいアクションなどは存在しない。静かな森の情景や謎の隠された地の探索など、雰囲気が力を入れて表現されている。


本作はThe Astronautsが開発し、2014年にリリースされた作品だ。Steam版では、6300件以上のユーザーレビューのうち、88%の好評を経てステータス「非常に好評」を獲得している。また本作の有志翻訳は、プロの翻訳者として活躍する武藤陽生氏と福嶋美絵子氏が手がけている。公式には日本語字幕に対応していないものの、高品質な日本語でプレイできるわけだ。日本語化ファイルは武藤氏のブログからダウンロード可能であり、Epic Gamesストア版にも適用可能となっている。

『The Vanishing of Ethan Carter』は、Epic Gamesストアにて12月21日1時まで無料配布中。Epic Gamesストアでは、12月17日より毎日1本のゲームが無料配布されており、12月21日1時からも新たな無料配布作品が登場予定である。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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