時間操作ステルスパズル『Timelie – タイムライ』Nintendo Switch版発表、即日配信開始。少女と猫を導き脱出させる高評価パズル

Urnique Studioは12月16日、ステルスパズルゲーム『Timelie - タイムライ』のNintendo Switch版を発表した。本日12月16日に配信する。

デベロッパーのUrnique Studioは12月16日、ステルスパズルゲーム『Timelie – タイムライ』のNintendo Switch版を発表した。本日12月16日に配信する。価格は2200円で、2022年1月11日までは10%オフの1980円で購入可能。

『Timelie – タイムライ』は、シュールな世界に閉じ込められた少女と、そのなかで出会った猫を操作して進むステルスパズルゲームだ。ステージ内には少女らを捕らえようとするロボットが巡回しており、見つからないように物陰に隠れながら、ロボットの目を盗んで出口にたどり着くことを目指す。

本作の大きな特徴として、時間操作システムが挙げられる。画面下にシークバーがあり、これを操作することでステージ内の時間を巻き戻したり、逆に未来を見ることができるのだ。ロボットは一定のルーティーンで巡回しており、ステージによっては複数の視界の隙間を縫うように進まなければならないこともある。そうしたロボットの行動を把握したり、ミスした場合にやり直したりすることができる。なお、このシークバーはステージの制限時間も表しており、その範囲内で少女と猫を出口に導かなければならない。


少女は、ステージ内に配置されたアイテムを入手すると、特殊な能力を使用可能。壊れて進めない床を修復したり、一定範囲内のロボットを排除できる。ただし、使用回数に限りがあるため使い所を見極めなければならない。一方の猫は、鳴き声で近くのロボットの注意を引いたり、ロボットが通れない狭い通風孔を進んでいったりと、少女とは異なる特性をもつ。

ステージ内のギミックとしては、たとえば特定の扉の開閉をおこなうスイッチが配置。壁のスイッチは少女しか操作できず、足元のスイッチは猫(あるいはロボット)でも踏んで操作可能。ロボットの動きや視界にも注意を払いながら、少女と猫の操作を切り替えて、お互いの脱出ルートを協力して作っていこう。


本作は、PC版が2020年に先行してリリースされており、Steamのユーザーレビューでは96%が好評とする「圧倒的に好評」を獲得。巧みなパズルゲームデザインなどにより、メディアレビューでも高評価を得て、これまでに多くの賞を受賞している。なおPC版向けには、高難易度のステージを追加する無料DLC「Timelie: Hell Loop」が配信されているが、こちらはNintendo Switch版には最初から収録されているとのこと。

『Timelie – タイムライ』は、Nintendo SwitchおよびPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)にて配信中だ。ゲーム内は日本語表示に対応する。




※ The English version of this article is available here

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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