空の宅配業シム『Flying Neko Delivery』発表。かわいい猫の魔女の宅急便


インディーデベロッパーのFractal Phaseは12月14日、魔女の空輸シム『Flying Neko Delivery』を発表した。対応プラットフォームはPC/Mac/Linux(Steam)および海外Nintendo Switchで、2022年リリース予定。
 

 
『Flying Neko Delivery』は、荷物を空輸する宅配ゲーム。プレイヤーは黒猫の魔女「Onigiri」となり、空飛ぶ箒に乗ってお客さんたちに荷物を届けるのだ。魔女(Witch)とはいっても、Onigiriに性別は設定されていない。ジェンダー代名詞としては、ノンバイナリーを示唆する「They/Them」が用いられている。いずれにせよ、かわいい猫が空を飛ぶことが重要だ。本作では戦闘や墜落の心配なく、簡単な操作で空を飛び回れるとのこと。箒はアップグレードも可能となっている。多様なロケーションを空から訪れるのも本作の楽しみのひとつだ。
 

 
Onigiriが住んでいるのは、森の中のコテージ。宅配で稼いだお金を使えば、家具や小物を購入してコテージを好きに飾り付けられる。自宅はゲームプレイ上も重要な拠点であり、能力のアンロックが可能。植物やキノコを集めて持って帰ればクラフトに利用できる。ほかには、住民に荷物を足繁く届けることで親密度が増す要素もある。仲が深まれば、なんらかの報酬をくれることも。住民たちもOnigiriと同じくさまざまな動物の姿をしている。
 

 

 
本作を開発するのは、カナダを拠点とするインディースタジオFractal Phaseだ。同スタジオは2017年に、戦闘機で空中戦を繰り広げるフライトシューター『Sky Rogue』をリリースしている。同作Steam版は、記事執筆現在で755件のレビューを集め、うち92%が好評の「非常に好評」となっている。同じく空中を飛び回る『Flying Neko Delivery』でも、フライトゲーム制作のノウハウが活かされることだろう。

『Flying Neko Delivery』は2022年、PC/Mac/Linux(Steam)および海外Nintendo Switch向けにリリース予定。