アクションRPG『グランブルーファンタジー リリンク』PS4/PS5に加えてSteam版発売へ。現在の開発状況や、新映像なども公開

Cygamesは12月12日、『GRANBLUE FANTASY Relink(グランブルーファンタジー リリンク)』の最新情報を公開した。新たにPC(Steam)での発売が発表。またキービジュアルやティザーPVも用意されている。

Cygamesは12月12日、同社のオンラインイベント「グラブルフェス2021」内で『GRANBLUE FANTASY Relink(グランブルーファンタジー リリンク)』の最新情報を公開した。新たにPC(Steam)での発売が発表。リリース時期は既報通り2022年予定となっている。またキービジュアルやティザーPVも用意されている。

『グランブルーファンタジー リリンク 』は、『グランブルーファンタジー』を原作に、同作のキャラクターたちが登場する3DアクションRPGである。本作は、2016年に放送された「CygamesNEXT」で発表され、毎年12月の「グラブルフェス」で最新情報が明かされてきた。2018年には正式タイトルが発表され、2019年にはランスロット/ヴェイン/パーシヴァル/ジークフリートの4騎士によるマルチプレイが公開。2020年には、本作のこれまでの歩みや開発状況が詳細に語られ、開発がAlpha Versionの段階へ進んでいる旨が明らかとなった(関連記事)。また、本作は当初プラチナゲームズとの共同開発タイトルであったが、2019年2月に開発体制の変更が発表されており、以降はCygames単体での開発がおこなわれている。


本日12月12日に放送された「グラブルフェス2021」Day2では、例年に引き続き今年も最新情報の公開がおこなわれたわけだ。まずは、本作の大枠の仕組みについて発表された。ジャンルは既報通りアクションRPGとなっている。一口にアクションRPGといっても内容を想像するのは難しいが、ディレクターである福原哲也氏は「コテコテのアクション要素強めのゲーム性」だと語る。RPGの成長要素を交えつつ、アクションを軸にした遊びが展開されるのだろう。


続いて、本作の2つのゲームモードが紹介された。ゲームモードの一つメインストーリーでは、ゼーガ・グランデ空域の島々を巡る旅が、キャラクターの育成やカスタマイズなどを交えながら展開される。難易度はEASY/NORMAL/HARDの3段階で選択可能。シングルプレイ専用のメインモードとなっているそうだ。またメインストーリーを進めていくと、もう一つのゲームモードとしてクエストが解放される。同モードではクエストごとに報酬が用意されており、キャラクターの育成などに利用可能。メインストーリーのクリア後には高難易度のクエストが用意されているほか、メインストーリー同様CPUの仲間を連れたシングルプレイのほか、4人マルチプレイが可能である。


また放送内では、新たなプレイアブルキャラクターとしてシャルロッテとヨダルラーハが発表された。プレイアブルキャラクターとしては、グラン/ジータ/カタリナなどを含めた11人が発表されてきたが、2人をあわせると13人。アクションRPGとしてはプレイアブルキャラクターはすでに多いが、ほかにもまだまだ用意されているそうだ。そのほか本作での新キャラクター、ローランについても明かされている。ローランは、ゼーガ・グランデ空域で出会い、ある目的のため主人公たちの旅のサポートをしてくれるという、旅の協力者。重要な味方キャラクターの一人でもあるそうだ。


また最後には、ディレクターの福原哲也氏から開発状況の報告もおこなわれた。現在着実に開発が進んでおり、終わりが見えている状態だといい、チーム全員で最後の追い込みとブラッシュアップをおこなっているという。発表されているとおり、2022年内の発売が期待できそうだ。また次回のアナウンスは、来年12月の「グラブルフェス」を待たずにおこなわれるそうだ。

グランブルーファンタジー リリンク』は、PlayStation 4/PlayStation 5/PC(Steam)向けに2022年発売予定。公式サイトのリニューアルや公式Twitterアカウントの公開などもおこなわれている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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