反重力レースゲーム『Redout 2』発表。カスタマイズ可能なホバーシップに乗りハイスピードな勝負を制せ


Saber Interactiveは12月11日、レースゲーム『Redout 2』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。リリース時期は2022年を予定しており、Steamのストアページによると本作は日本語表示に対応するようだ。 
 

 
『Redout 2』は、クラシックなアーケードゲームを意識したレースゲームだ。舞台となるのは、なかば打ち捨てられた地球のディストピアな荒野。ここでは、銀河でもっとも人気のスポーツとしてレースが繰り広げられている。反重力で宙に浮かぶホバーシップを乗りこなし、ハイスピードな勝利に打ち勝とう。 

本作は『ワイプアウト』や『F-ZERO』といった反重力レースゲームのように、すさまじいスピードと直感的な操作システムが特徴。一方、高レベルのスキルをマスターしようとすれば、それだけやりがいのあるシステムとなっているようだ。曲がりくねったコースや、ループに急降下など、ツイストとジャンプを交えながら駆け抜けよう。 

本作にはシングルプレイ用のキャリアモードが存在する。数百個以上のイベントが用意されており、プレイ可能なレーストラックは36種類。そのいずれもリバーシブルとのことで、同じコースを反転して楽しむこともできるのだろう。アリーナレースやタイムアタック、ラストマンスタンディングなど、さまざまなルールが用意されているようだ。またボスレースなども存在しており、ボリューム満点の内容となっている模様。 
 


さらに本作では、オンラインでマルチプレイヤーモードもプレイ可能。最大12人でレースに挑むことができる。マルチプレイヤーモードでは定期的にカスタムコンテンツが追加されるほか、コスメティック報酬を含むシーズン制度も実施されるようだ。運営型ゲームとしての特色もありそうである。 

『Redout 2』ではマシンのカスタマイズも楽しみのひとつ。12種類のシャーシから選択し、自分だけのホバーシップを組み上げよう。カスタム可能な部品は多岐にわたり、推進器、スタビライザー、舵、内部冷却機関、フラップ、マグネット、ウィング、スポイラー、ロケットエンジン、ペイントなどを組み合わせられるようだ。お気に入りの機体ができたら、試合中のハイライトをフォトモードで撮影して共有しよう。 

本作のサウンドトラックにはエレクトロニックアーティストのGiorgio MoroderやZardonic、Dance with the Deadなどが参加。本作独自のアルゴリズムにより、リアルタイムのレースデータにもとづいてシームレスに音楽がミックスされていくとのことだ。 
 

 
前作『Redout』は2016年にマルチプラットフォームで発売。Steamでは3000件以上のストアレビューから「非常に好評」を獲得している。ハイスピードで駆け抜ける爽快感が評価され、リスペクト元である『ワイプアウト』『F-ZERO』ファンからも好評だったようだ。疾走感がさらに進化した『Redout 2』に期待したいところである。開発元を手がけるのは、前作と同じく34BigThings。同スタジオは2020年1月にEmbracer Groupに買収されていた。同様にEmbracer Group傘下にありパブリッシング事業を拡大しているSaber Interactiveから、今作は発売されることとなった。 

『Redout 2』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに2022年発売予定。前作は『レッドアウト:ライトスピードエディション』として国内向けにも発売されたことから、続編の日本での展開も期待したいところだ。