Ubisoftは12月7日、都市開発ゲーム『Anno 1404 History Edition』PC版の無料配布を開始した。Ubisoftアカウントを作成、およびログインすることで受け取り可能。ダウンロード後はUbisoftのランチャーUbisoft Connectのゲームライブラリに追加され、配布後もプレイできる。無料配布は12月14日23時 に終了予定だ。
『Anno』シリーズは日本では「創世記」としても展開された都市開発シミュレーションだ。『Anno 1404』は2009年に発売。開発したのはデベロッパーのRelated Designs(現Ubisoft Mainz)およびBlue Byte。現在はいずれもUbisoft傘下となっている。今回無料配布された「History Edition」は、2009年のオリジナル版を現代向けに最適化させた作品だ。追加コンテンツ「Veince」やマルチプレイなどの拡張要素が一通り含まれているほか、最大4K解像度描画にも対応している。
本作においてプレイヤーは、未開の島に一から入植地を築き上げなければならない。市民たちのニーズを満たしつつ、リソースを集めて街を拡大していくのだ。また、領地を拡大していくためには、政治や外交も重要になる。最終的には、軍事力を蓄えての侵略まで可能となっている。また、詳細なのはシステムだけではない。グラフィックについても、当時の文化を反映した美しいデザインが施されている。オリジナル版は約12年前の作品ながら、思わずじっくり眺めてしまうような作り込みだ。
なお、本シリーズ最新作『Anno 1800』では本日、シーズン4の到来が発表された。また、同作プレイヤー数が200万人を突破したとのことで、記念として巡洋艦と戦列艦のスキンが配布される。12月14日には新ゲームモード「Eden Burning」も無料配信予定だ。同DLCは環境問題について啓蒙する内容となっている、ほかにも、環境保護団体Ecologiとの共同でDLC連動の植樹活動も開始予定。『Anno 1404』で興味をもった方は、本作にも触れてみるとよいだろう。
『Anno 1404 History Edition』は12月14日23時までUbisoftの配布ページにて無料配布中。残念ながら日本語には対応していないようだ。