『フォートナイト』で“蝶のように舞う“スパイダーマンの姿が目撃される。早いし速いウェブシューター
Epic Gamesは12月5日、『フォートナイト バトルロイヤル』(以下、フォートナイト)のチャプター3・シーズン1を開始した。新たに寒冷地帯をメインとしたマップが舞台となり、新アクションのスライディングや新アイテムのテントなどが実装されている。そうしたなか、コラボコンテンツとして実装予定の要素が本来より早く公開されているようだ。 IGNが報じている。
チャプター3からは新たに、スパイダーマンが『フォートナイト』にやってくる。おなじみのコスチュームスキンはもちろんのこと、特筆すべきは「ウェブシューター」の導入だ。本アイテムは、スパイダーマンのように指先から糸を発射し、高所に接着させることでスイング移動ができるというもの。スパイダーマンに限らず、どのスキンを着用していても利用可能だ。
本アイテムは本来、日本時間で12月12日午前0時からゲームに実装されると予告されていた。ところがユーザーによれば、ゲーム内の一部において、すでにウェブシューターが入手可能であったという。ノーマルモードにはまだ導入されておらず、アリーナモードでのみ手に入ったとのこと。所定の場所でNPCに会い、一定個数の資材を渡すことでミシック武器としてのウェブシューターが入手できたそうだ。
一部ユーザーは、ウェブシューターを使いこなす様子をすでにSNS上にアップロードしている。映像で見られるスイングの動きは非常にスムーズだ。遠心力で大きく回り込みながら上昇し、空中に投げ出されたあとも実に軽やか。滞空時間が長めに設定されているようで、ふわりとした挙動が特徴的である。空中にいる間も比較的時間をかけて、次のグラップルの照準を定められる印象だ。連続で使用することで、宙を舞うような機動力を維持することが可能だ。
さらには応用技として、「ウェブサーフィン」も可能。マップ上に落ちている自動車の背後に糸を接着し、そのまま車を発進させることで、まるでウィンドサーフィンのように滑りながら車の後ろをついていくことができる。場面次第ではかなりの速度を保ったまま移動するテクニックとして活用できそうだ。
ウェブシューターやウェブスイングは、「スパイダーマン」のゲームコンテンツにおける目玉要素。YouTubeなどではしばしば特集が組まれる。『フォートナイト』はオープンなフィールドが舞台なので、高さのあるウェブスイングは難しいようだが、その慣性をいかしたギミックに仕上げられているだろう。SNSなどの反応を見る限り、このウェブシューターの仕様には好意的な声が寄せられている。
本来のウェブシューター実装は日本時間の12月12日午前0時。その際にはより多くのプレイヤーが、ウェブシューターを使えることになりそうだ。