自然保護スローライフ『Alba: A Wildlife Adventure』が100万本の植樹達成。販売1本につき木1本、現実でも自然の輪がひろがる

 

パブリッシャー/デベロッパーのustwo gamesは12月3日、『Alba: A Wildlife Adventure』販売による植樹が100万本を突破したことを発表した。本作は自然保護団体との連携のもと、作品が販売/ダウンロードされるごとに現実で1本の木を植える活動をおこなっている。
 

 
『Alba: A Wildlife Adventure』は、少女がのどかな島を探検するアドベンチャーゲーム。主人公アルバは祖父母のもとを訪れるため、自然豊かな地中海の島にやってくる。そしてアルバは、友人イネスと過ごしているうちに、島の動物たちが危機に瀕していることに気づく。動物たちを守るため、小さなアルバは自分にできることを模索しはじめるのだ。プレイヤーはアルバとなり、美しい島を自由に探索。島の住民や動物との交流を深めたり、写真を撮っての図鑑作成に精を出す。危険な状態にある動物の救護も大切だ。時にはアルバの思いに呼応した住民たちの力を借り、自然を守るのだ。

本作は自然保護団体「Ecologi」とのパートナーシップのもと、ソフトの販売/ダウンロード1本ごとに、現実で1本植樹する活動をおこなっている。当初の目標は、100万本の植樹。つまり、この度めでたく目標本数を達成したのだ。本活動では寄付による植樹も受け付けている。そのため、ゲームの売上本数と植樹本数はイコールではない。しかし、多くのプレイヤーに植樹が支えられたのは間違いないだろう。そうした面では、二重の意味で祝福すべきマイルストーンだ。また、本作が発売されたのは昨年の12月11日。約1年にして目覚ましい成果を上げた点にも注目したい。
 

 
ustwo gamesは今回の発表記事のなかで、植樹活動を支えた人々への感謝を伝えている。まずは何よりも、本作を手にとったプレイヤーたちへの感謝をコメント。そして本作が展開するApple Arcadeや、パブリッシングパートナーであるPID Gamesへの謝辞を述べている。また、植樹について直接の寄付をした人々も多かったようだ。実際に植樹された本数と場所は、Ecologiの本作キャンペーンページで確認できる。今回の目標達成を受けてustwo gamesは、植樹活動の継続を表明している。これからもアルバの育む森は広がっていくことだろう。

『Alba: A Wildlife Adventure』はPC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/Apple Arcadeで配信中。