PS4版『BREAK ARTS II』が配信開始。自由にカスタマイズした人型ロボットに乗り込み、最速を目指す

PLAYISMは12月2日、『BREAK ARTS II』PlayStation 4版を配信開始した。『BREAK ARTS II』は、機体をカスタマイズしてレースへ挑む、ロボットカスタマイズバトルレーシングゲームだ。

弊社アクティブゲーミングメディアのゲームパブリッシングブランドPLAYISMは12月2日、『BREAK ARTS II』PlayStation 4版を配信開始した。ダウンロード専用販売となっており、価格は税込1980円。日本語/英語/中国語(簡体字および繁体字)/韓国語に対応している。
 

 
『BREAK ARTS II』は、機体をカスタマイズしてレースへ挑む、ロボットカスタマイズバトルレーシングゲームだ。本作の舞台である20XX年では、完全没入型アーケードゲーム「ブレイクアーツ」が流行っていた。プレイヤーは、同作の遊ぶ人間の一人として、電脳世界のレースへ出場。カスタマイズした人型のマシンに肉体をシンクロさせ、最速の座をかけてバトルレーシングを繰り広げる。
 

 
レースでは、コースごとに周回数などが異なるものの、もっとも速くコースを駆け抜けた者が勝利となる。機体に搭載した兵装やブースト、一定時間無敵かつ高速で走行可能になるオーバーライドなどを駆使して、ゴールを目指すわけだ。ただし本作では、細かな機体の操作以上に、機体のカスタマイズが勝敗を左右する。本作のマシンには、スピード/加速力/コーナリング/秒間ブースト消費エネルギー/ブースト加速力/シールド耐久値など、9種類のステータスが用意されている。カスタマイズでは、素体をベースにパーツをセット。スラスターの追加によって最高速度や加速力を上げたり、装甲の追加によってシールドを増強したりなど、パーツによって機体の特性が変化するため、カスタマイズが重要な要素となっている。

また本作には、機体性能に影響を与えないカスタマイズも用意されている。ジョイントを上手く使うと、変形機構を機体に組み込めるほか、カラーリングの変更も可能。自由なマシンのカスタマイズ要素自体が、本作の特徴となっている。
 

 

 
本作は、国内の個人デベロッパーMercuryStudioが開発し、PC(Steam)向けに2018年にリリースされた作品だ。Steamのユーザーレビューでは、597件中74%が高評価といった評判。プレイヤーからは、主にカスタマイズ要素が評価されているようだ。またMercuryStudioは、本作のPlayStation 4版発売に向けて「PS4版に引きずり込もうキャンペーン」と題したプレイヤー参加型の企画を実施。本作のプレイヤーたちから、カスタマイズした機体のスクリーンショットや動画などが投稿されている。どんな機体が組み上げられるのか、参考になるかもしれない。
 

 
BREAK ARTS II』PlayStation 4版は税込1980円、PC(Steam)版は税込1480円で配信中。またMercuryStudioのツイートによると、12月2日にはPC版プレイヤーへ向けたちょっとしたプレゼントがあるそうだ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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