『Dead by Daylight』新チャプター「Portrait of a Murder」正式実装。新殺人鬼アーティストはPTBからやや弱体化
Behaviour Interactiveは12月1日、『Dead by Daylight』(以下、DbD)の5.4.0アップデートおよび新チャプター 「Portrait of a Murder(殺人カラスの肖像画)」を配信した。
今回のチャプターでは新殺人鬼アーティスト、新生存者ジョナ・バスケス、新マップ荒れ果てた墓場:カラスの巣が実装される。ネメシス、セノバイトとコラボキラーが続いたが、本チャプターでは『DbD』オリジナルキャラクターの追加となる。
殺人鬼アーティストおよび新パークにはPTBからの調整がいくつか入っている。それぞれの変更点は以下のとおりだ。
殺人鬼アーティスト
・フックに吊られた生存者の周囲で特殊能力が制限されるエリアを8m→10mに変更。
・カラスが群れた生存者が待機中の不吉なカラスに接触したとき、ダメージを受けるのではなく撃退アクションの進行度がリセットされるように変更。
調整としては、生存者が吊られたフック周りでの特殊能力制限の範囲が2m拡大。また、カラスを飛ばすのではなく設置する事によるダメージ付与が不可能に。これらは、短めのループ地形における生存者側の詰みを防止する狙いがある調整とのこと。調整内容としては弱体化メインではあるものの、アーティストは基本的な移動速度4.6m/sでありながら、壁を貫通する遠距離攻撃を持つなどパワーあり。癖のあるカラスを使いこなし、エンティティを満足させる儀式をおこなう事を期待したい。
パーク
・打開策
「突破」から「打開策」へ 日本語名称を変更。(既存パークと同一日本語名であったため)
・呪術:ペンティメント
パークの効果と説明文が異なる問題を修正。
・不吉な包囲
発電機をブロックする時間を20/25/30秒→30/35/40秒に変更。
オブセッションのオーラ表示時間を4秒→5秒に変更。
以上がパークの変更内容だ。前者2種についてはそもそもパークの効果調整ではないため、PTBから調整が入ったパークは「不吉な包囲」のみとなる。生存者を全員フックに吊った際の効果に強化が入った形だ。儀式中に一回のみの発動ではあるものの、発電機修理の阻害が10秒伸びたのは純粋な強化と言えるだろう。
その他不具合修正などが含まれる今回のアップデートの詳細については公式パッチノートを参照されたい。
本作は12月3日からEpic Gamesストアにて期間限定の無料配布がおこなわれることもあり、霧の森に新たに迷い込むプレイヤーが増えることが予想される。新たに始める友人と共に新チャプターを体験してみてはいかがだろうか。『Dead by Daylight』5.4.0および新チャプター「Portrait of a Murder」は現在配信中だ。