マヨネーズ瓶おさわりシム『My Name is Mayo 3』発表。全プレイヤーに虚無をもたらした迷作クリッカー、ついに最終章へ

Green Lava Studiosは11月11日、『My Name is Mayo 3』を発表した。『My Name is Mayo 3』は、ひたすらマヨネーズをつつくクリッカーアドベンチャーだ。

Green Lava Studiosは11月11日、マヨつつきシミュレーション『My Name is Mayo 3』を発表。あわせてSteamストアページを公開した。対応プラットフォームはPCおよび海外PlayStation 5/PlayStation 4。リリース時期は「Coming Soon」とされている。 
 

 
『My Name is Mayo 3』は、クリッカーアドベンチャーゲーム『My Name is Mayo』シリーズの第3作にあたる。本シリーズにおける目的は、画面中央に表示されるマヨネーズの瓶をひたすら突っつくこと。クリックすることで、どっしりと鎮座するマヨネーズ瓶をおさわりすることができるのだ。ほかにできることは一切ない。ただひたすら、無心にマヨネーズ瓶をクリックし続けるのである。 

何度もマヨネーズ瓶をつついていると、やがて実績が解除される。実績に書かれている内容はいずれも文章となっており、続けて読むと一連のストーリーが浮かび上がる。物語はマヨネーズ瓶が辿ってきた来歴が綴られており、知られざるマヨの真実が明らかに。マヨネーズ瓶をつつきまくり、その過去を知ることが『My Name is Mayo』シリーズの目的であるわけだ。 
 

 
2020年に発売された『My Name is Mayo 2』のストアレビューは、現在「非常に好評」だ。第1作と変わらず、マヨつつきに特化した硬派な内容は、好評を博している。ストーリーや演出は強化されており、ときにはミニゲームも収録。一方で、従来のシンプルさを好むユーザーもいたようである。Steamストアレビューのなかには、本作を1000時間プレイしたという猛者も現れている。 

最新作となる『My Name is Mayo 3』でも、画面の中央にマヨネーズ瓶が置かれただけの構成は変わらず。1500ヒット、3000ヒットといったクリック数で実績が解除されていくようだ。全体のビジュアルとしては、前作までのヴィンテージな風合いとは異なり、サイケデリックな色調のアートワークが印象的である。 

まさかの3作目が登場する本シリーズだが、『My Name is Mayo』シリーズは第3作をもって完結するとのこと。ストアページいわく、人生はマヨネーズの箱のごとし。最後には使い切ってしまうときが訪れる。最終作では、愛すべきマヨの運命が明らかにされるという。数多くの実績が収録されているほか、あるサプライズも用意されているそうだ。ちなみに本作をプレイするにあたって、過去作を遊んでおく必要はとくにないとのこと。 
 

 
『My Name is Mayo 3』はPC(Steam)および海外PlayStation 5/PlayStation 4向けに発売予定。リリース時期は今のところ「Coming Soon」とされている。 




※ The English version of this article is available here

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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