西部劇協力アクション『SteamWorld Headhunter』発表。『スチームワールドディグ2』のその後を、3Dグラフィックにて描く

パブリッシャーのThunderfulは11月11日、『SteamWorld Headhunter』を発表した。『SteamWorld Headhunter』は、『スチームワールドディグ』などで知られる「SteamWorld」シリーズの最新作だ。

パブリッシャーのThunderfulは11月11日、独自イベントThunderful Worldを実施し、このなかでアクション・アドベンチャーゲーム『SteamWorld Headhunter』を発表した。対応プラットフォームや発売時期は未定。
 

https://www.youtube.com/watch?v=NlVCv3F1xGE

 
『SteamWorld Headhunter』は、『スチームワールドディグ』などで知られる「SteamWorld」シリーズの最新作だ。現時点ではゲーム内容の詳細は明かされていないが、三人称視点の協力アクション・アドベンチャーゲームであり、『スチームワールドディグ2』のその後の物語を描くという。また、これまで2Dグラフィックを採用してきた同シリーズだが、今回は3Dグラフィックにて、シリーズへの新たなアプローチを表現する。

公開されたティザートレイラーでは、西部開拓時代を思わせる雰囲気のなか、2体のガンマン風スチームボットが決闘。一方が早撃ちに勝利したかと思いきや、倒されたスチームボットの頭部が消えていた。そして、その頭部だけとなったスチームボットが、背後から襲いかかっている。本作では、こうした頭部を切り離す要素が特徴のひとつになるそうだ。以下のアートワークでも、騎乗するスチームボットが、並走する列車に向かって頭部を射出する様子が描かれている。
 

 
「SteamWorld」シリーズは、スウェーデンのインディースタジオImage & Formが手がけてきた作品だ。スチームボットと呼ばれる蒸気仕掛けのロボットが暮らすスチームパンクの世界を舞台とし、これまでには地中掘削探索アドベンチャーゲームの『スチームワールドディグ』シリーズや、シミュレーションRPGである『スチームワールドハイスト』、カードバトルRPG『スチームワールドクエスト』など、さまざまなゲームジャンルにて展開している。『SteamWorld Headhunter』では、シリーズの世界観はそのままに、また新たなジャンルに挑戦するようだ。

なお同スタジオは昨年、『Lost in Random』や『Fe』などで知られるZoinkなどと合併しThunderfulを設立。『SteamWorld Headhunter』は、新たな体制となって初めてのシリーズ最新作となる。『スチームワールドディグ2』のその後を描く作品とのことで、シリーズのファンも注目するところだろう。なお『スチームワールドディグ2』は、SteamにてPC版が、11月12日午前4時まで無料配布中だ。未プレイの方はこの機会に入手しておこう(関連記事)。

『SteamWorld Headhunter』の対応プラットフォームおよび発売時期は未定。本作の続報については、近いうちに公開するとのことだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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