国家経営ストラテジーADV『メーアステイル 小さな国のアイテム屋さん』Steam向けに2023年リリース予定。『悠遠物語』のらむらむ氏が手がける、不動産も売るお店経営

講談社は11月5日、『メーアステイル 小さな国のアイテム屋さん』のSteamストアページをを公開した。『メーアステイル』は、あらゆるアイテムを売って世界を開拓する、国家経営ストラテジーアドベンチャーゲームである。

講談社は11月5日、『メーアステイル 小さな国のアイテム屋さん(以下、メーアステイル)』のSteamストアページをを公開した。Steamのストアページによると、2023年リリース予定となっている。
 

*2021年1月に公開された動画

 
『メーアステイル』は、あらゆるアイテムを売って世界を開拓する、国家経営ストラテジーアドベンチャーゲームである。本作の舞台では領主が謎の失踪を遂げ、国が衰退してしまっていた。新たな領主となったプレイヤーは、前の領主に代わって国家を経営。建物を建てて町を発展させ、期間内に世界を開拓することになる。
 

 

 
国家経営にはお金も必要であるが、本作ではお店の経営によって資金を得るようだ。具体的には拾った石や丸太から、図書館などの不動産まで、主人公はあらゆるアイテムを自身が経営する店で売却する。獲得した資金を使ってキャラクターたちを雇い、店の経営を効率化。お店の経営と町の発展を並行して進めていくのだろう。アイテム関連では、採取や作成といった要素も導入されている。

また本作には、雪国の少女チコリや猫飯亭を経営する少女マニなど、可愛らしいデザインのキャラクターたちが登場し、交流を深めていくと多くの謎が解明されるという。ストーリーは、町の開拓によっても進行。失踪した領主を追うことも目的の一つであり、領主を発見すれば、衰退した国が元通りになるという。そのほか本作には、それぞれプレイ感が異なるゲームモードが4種類搭載。可愛らしいキャラクターによる物語や、ランダム要素も交えたギリギリの店舗経営などが繰り広げられるようだ。
 

 

 
本作を開発しているのは、フリーゲーム『悠遠物語 ~空の大陸とアイテム屋さん~』を手がけている、国内のゲーム開発者らむらむ氏だ。同氏は、10年以上に渡って同作の制作を進めてきたが、2020年に「講談社ゲームクリエイターズラボ」の第1期ラボメンバーに選出。本作は、同氏が講談社ゲームクリエイターラボのメンバーとして制作している新作であるわけだ。本作とあわせて、『悠遠物語』の完成にも期待したいところだ。
 

 
『メーアステイル』は、PC(Steam)向けに配信予定。ストアページによると、リリース時期は2023年となっている。
 

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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