『あつまれ どうぶつの森(あつ森)』11月になってできるようになること(2021年版)
大型季節イベントのハロウィンが閉幕した『あつまれ どうぶつの森』。程なくして、11月5日には多数のコンテンツが追加される大型無料アップデート(Ver.2.0)がやってくる。その影では、季節の変わり目を迎える島々にて新たな季節イベントが始まり、昨年にはなかった季節限定アイテムも登場する。アップデートの追加コンテンツを目一杯楽しむために、これらの内容も事前に把握しておきたいところだ。本稿では、2021年11月に入って島に訪れる変化や、月内に楽しめる季節イベントなどを紹介していこう。
2種類の季節限定アイテムが新登場
まずは、たぬきショッピングにて販売される季節限定アイテムを見ていこう。11月1日現在、先月から引き続き販売されているのは「マリーゴールドのかざり」。死者の日にちなんだマリーゴールドの生花をモチーフとしたキュートな飾り家具だ。販売期間は11月3日まで。まもなく販売終了となるため、購入はお早めに。
そして11月1日より、聖マルティヌスデーにちなんだ「てもちランタン」の販売も始まった。このてもちランタンは、実際に手に持って持ち運べるほか、部屋などの照明飾りとしても使用できる。「ステンドグラス」や「ガチョウ」といった全6種のデザインにもリメイクが可能だ。好みのデザインのランタンで、秋の夜をオシャレに照らしてみてほしい。販売期間は11月11日まで。
また11月11日からは、七五三のお祝いに欠かせないお菓子の「ちとせあめ」が販売される。販売期間は11月20日まで。これらの11月中に販売される3つの季節限定アイテムは、いずれも2021年に追加された新アイテムだ。買い逃しのないようチェックしておこう。
「キノコ」「もみじ」シリーズ家具を集めよう
次に、11月の北・南半球エリアごとに楽しめる季節イベントを見ていこう。11月に入った秋の北半球では、11月末まで「キノコ狩り」が楽しめる。キノコは毎日、広葉樹や針葉樹、切り株の周りに一定数生えてきたり、近くの地面に埋まっていたりする。それらのキノコを集めて、風船などからDIYレシピを入手することで「キノコ」シリーズ家具が作成可能だ。家具のラインナップには「キノコのランプ」「キノコのテーブル」といった秋を彩るアイテムが並んでいる。マリオコラボ家具との相性も良く、年中飾っておけるアイテムともいえるだろう。
また北半球では、11月16日から真っ赤なもみじのはっぱが島中をひらひらと舞いはじめる。秋の季節イベントとなる「もみじ狩り」では、虫あみでもみじのはっぱを集め、風船などからDIYレシピを入手することで「もみじ」シリーズ家具が作成できる。こちらの家具も、「こうようのかべ」「きのみのアーチ」と秋を感じられる家具ばかりだ。なお、もみじのはっぱが集められる期間は、11月25日までの10日間とちょっぴり短め。家具を揃えたい方は忘れずに島を訪れよう。
ちなみに、9月から開催中の「きのみ拾い」イベントが楽しめるのも11月末までとなっている。広葉樹から「どんぐり」、針葉樹から「まつぼっくり」を落とし、風船を割りまくってレシピを揃えるべし。
一方の春の南半球では、11月20日の第3土曜日にムシとり大会が開催される。また先月に引き続き、「はるのわかたけ」イベントも11月末まで開催中だ。竹をオノで叩いて「はるのわかたけ」をゲット。風船などからDIYレシピを入手して、竹にまつわるキュートな家具を作成しよう。
サンクスギビングデーは今年も開催されるのか
そして熱心な島民にとって気がかりなのは、昨年11月に開催された、北・南半球エリア共通の季節イベントである「サンクスギビングデー」の開催有無だろう。昨年のサンクスギビングデーは、11月26日の9時から24時まで開催された。開催中は案内所前の広場に住民たちが集まり、秋の収穫を祝うパーティーの料理作りに七面鳥の「フランクリン」が登場。採れたてのアサリやかぼちゃなどを調達し、それぞれの料理に必要な食材をフランクリンに渡すことで、広場の食卓に美味しそうな料理が並べられた。そしてお手伝いのお礼として、暖炉やテーブル、ベーススタンドといった家具やDIYレシピセットが入手できたのだ。
そんなサンクスギビングデーだが、本稿執筆時点では2021年の開催については公式に言及されていない。果たして今年も開催されるのだろうか。2021年の季節イベントにおいては、たくさんのマイルが貰えた比較的小規模なアースデーのように、前年どおり開催されなかったイベントも存在する。したがって、今年はサンクスギビングデーが開催されないという可能性は捨てきれない。しかしながらサンクスギビングデーは、複数のイベント限定家具やDIYレシピが入手できる大規模な季節イベントであった。さまざまな料理を囲む嬉しそうな住民の様子やイベント専用のBGMなど、ほんわかした雰囲気が滲み出るイベントはファンの評判も上々。家具のデザインも好評で、現在も島のレイアウトに取り入れているプレイヤーも少なくない。同規模の花火大会やハロウィンなどと同様に、2021年の開催に期待を寄せたいところだ。
新コンテンツ特盛りの次回アップデートは11月5日配信予定
そしていよいよ11月5日には、“超大型”といっても過言ではない無料アップデート(Ver.2.0)が配信される。アップデートにて、博物館2Fにファン待望の施設「喫茶 ハトの巣」がオープン。寡黙なマスターが営む喫茶店では、さまざまなどうぶつたちとやすらぎのひとときが過ごせるようだ。
また島の桟橋にはカッパのかっぺいが登場。お馴染みの舟歌を添えて、ドードー・エアラインズとはちょっぴり異なる離島へと連れて行ってくれるようだ。さらにパニエルの島のスペースが拡張され、行商に訪れていたどうぶつたちのお店がオープン。ハッケミィが占いしてくれる「占いの店」など、これまでになかったお店も登場して島が賑わうようだ。そのほか、島で育てた野菜で料理が作れるように。有志の検証によると、アップデートの関連動画や公式ページに映り込んでいる新料理は100種類以上に及ぶという。
ほかにも、ラジオ体操や島の条例、「ものおき」「ATM」や「はにわ」が追加。8名の新たな住民も登場する。また天井家具や壁紙のアクセントなどで模様替えの幅が広がり、カメラアプリのバリエーションなども増えるようだ。これら次回の無料アップデートで追加されるコンテンツによって、島の暮らしは大きく変化し、さらに充実したものになるだろう。
有料追加コンテンツ『あつまれ どうぶつの森 ハッピーホームパラダイス』が発売
無料アップデート配信同日の11月5日には、有料追加コンテンツとなる『あつまれ どうぶつの森 ハッピーホームパラダイス』も発売される。有料追加コンテンツでは、これまでの島とは離れたリゾート地の諸島にて、どうぶつたちの理想の別荘づくりが可能に。「タクミライフ」のスタッフの一員として、テーマに沿った地形選びや建物の内装、庭に至るまでをまるごとコーディネートできるようになる。また別荘だけでなく、学校やレストランといった大きな施設の設計もおこなえるとのこと。
新たな舞台に登場する新アイテムは、自身の島に持ち帰って飾りつけに利用できる。またスタッフとして経験を積むことで、これまでの島の住民たちの家自体もリフォームの提案ができるようだ。こちらの有料追加コンテンツについても、無料アップデートの追加コンテンツとおなじく、島暮らしの幅を大きく広げてくれるだろう。
なお、有料追加コンテンツ『あつまれ どうぶつの森 ハッピーホームパラダイス』の販売価格は税込2500円となっている。また、Nintendo Switch Onlineの新たな料金プラン「Nintendo Switch Online + 追加パック」に加入することでもプレイ可能。いずれの場合も、『あつまれ どうぶつの森』本編が必要だ。
以上のように、11月中に多数のコンテンツが楽しめる『あつまれ どうぶつの森』。発売以降、長らく無料アップデートによってコンテンツが追加され続けた本作だが、次回のアップデートが“最後のコンテンツ追加アップデート”となるようだ。新たに追加されるコンテンツもライフスタイルに取り入れつつ、今後は今まで以上にマイペースな無人島ライフが送れるのではないだろうか。
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