『Dead by Daylight』新チャプター「PORTRAIT OF A MURDER」発表。新殺人鬼のアーティストが襲いかかる
Behaviour Interactiveは11月10日、『Dead by Daylight』(以下、DbD)の新チャプター「PORTRAIT OF A MURDER(殺人カラスの肖像画)」を正式発表し、PTBを開始した。本チャプターでは新殺人鬼のアーティストと、新生存者ジョナ・バスケス。新マップとして荒れ果てた墓場:カラスの巣が登場する。22番目となる新チャプターの新要素を、いち早く体験することができる。
新殺人鬼のアーティストは、公式からも示唆されていたようにカラスがトレードマークの女性キラーだ。生存者と同じく人間に近い体型はしているものの、細かい所作や声から嫌悪感に似た恐怖を感じるデザインだ。基本性能は移動速度4.6m/s、心音範囲32mと、平均的なキラーと同等でありながら、特殊能力「さいなむ害鳥」により遠距離での攻撃も可能となっている。
特殊能力「さいなむ害鳥」については、設置→発射の過程を踏む必要がある、ハントレスの斧のようなイメージに近い。
①「アーティスト」は魔法のようなカラスを3羽まで設置できる。
②一定時間内にそれらカラスを直線方向に発射できる。
③カラスが生存者に当たるとキラー視点ではオーラのようにその生存者を確認できるようになる。
④上記可視化状態で再度カラスを当てると生存者を負傷・瀕死状態にすることができる。
簡単にまとめるとこのような流れだ。壁を貫通する、設置個数に応じてクールタイムが変わる等、細かい使用感についてはPTBでぜひ体験し、考察して頂きたい。彼女の持つ新パークは以下の3つとなっている。
・不吉な包囲
生存者を初めてフックに吊るすたびに1トークンを獲得する。4トークンに達すると不吉な包囲が発動する。
20/25/30秒間エンティティによってすべての発電機がブロックされる。オブセッションのオーラが4秒間表示される。
・悶絶のフック:共鳴する苦痛
儀式開始時、4個のランダムなフックが悶絶のフックに置き換わる。悶絶のフックは白いオーラで表示される。
生存者が悶絶のフックに吊るされるたびに修理進行度の最も高い発電機が爆発し、進行度が即座に9/12/15%失われ、さらに後退し始める。その発電機を修理していた生存者は叫び声をあげ、その位置が判明する。
・呪術:ペンティメント
破壊されたトーテムのオーラが見える。破壊済みのトーテムに儀式を行うことで「復活のトーテム」として蘇らせることができる。マップに存在する復活のトーテムの数が多いほどその効果も増大する。
・復活のトーテム1つ:生存者の修理速度が20/25/30%低下する。
・復活のトーテム2つ:生存者の治療速度が20/25/30%低下する。
・復活のトーテム3つ:生存者がダウンした時の回復速度が20/25/30%低下する。
・復活のトーテム4つ:生存者の脱出ゲート解放が20/25/30%低下する。
・復活のトーテム5つ:すべてのトーテムがエンティティによってブロックされる。
一方、新生存者ジョナ・バスケスは、頼もしそうな風貌の男性サバイバーだ。
彼の持つ新パークは以下の3つとなっている。
・是正措置
儀式開始時に1/2/3トークンを所持し、スキルチェックでグレイトを出すたびに1トークン獲得する(上限数5)。
協力してくれている生存者がスキルチェックに失敗すると1トークンが消費され、その失敗したスキルチェックはグッドになる。
・恵み:指数関数
恵みのトーテムの24メートル以内にいるすべての生存者は(瀕死時の)回復速度が90/95/100%上昇し、瀕死状態から完全回復できる。
・Overcome
負傷状態の時、移動速度の上昇効果を獲得した際の持続時間が2秒延長される。
Overcomeを発動すると60/50/40秒間疲労のステータス効果が発生する。
※日本語名「突破」については既存パーク名と重複するため、変更予定。
そのほか、新要素や新機能、ゲームバランスの調整がいくつかおこなわれている。一部キャラクターの画像の更新から、殺人鬼セノバイトのアドオン調整まで多岐に渡る。さらにスピリットの最適化をおこなったことにより、すべてのプラットフォームでパフォーマンスが向上した見込みとのこと。詳細についてはPTB5.4.0パッチノートを参照されたい。
また、12月に本作がEpic Gamesストアにおいてリリースされることも合わせて発表された。リリース時には、各種エディションやDLCなどのうすべてのコンテンツが購入可能なほか、クロスプログレッション機能もリリース時から利用できるようだ。
『Dead by Daylight』5.4.0はPTBにて現在配信中だ。