『テイルズ オブ ルミナリア』iOS/Android向けに11月4日配信開始へ。21人の視点から絆や真実が描かれる、スマホ向けRPG
バンダイナムコエンターテインメントは10月28日、『テイルズ オブ ルミナリア』を11月4日に配信開始すると発表した。対応プラットフォームはiOS/Android。また海外向けには、11月5日からサービス開始が予定されている。
『テイルズ オブ ルミナリア』は、21人の主人公によって絆の物語が描かれる、『テイルズ オブ』シリーズのスマートフォン向けタイトルである。本作の舞台は、巨大な獣の躯「源獣」の生むマナによって繁栄している世界だ。かつてこの世界には、山のように大きな獣たちが存在していた。彼らの死後、躯の周囲にマナが溢れているため、マナを求める人間が集まりいくもの国が発生。マナの源である獣を源獣として崇める信仰も生まれたという。
時が経ち、古来より源獣と暮らしてきたユール連邦と、源獣から独自技術によってマナを採取するジルドラ帝国は戦争状態にあった。本作では両国の騎士や将官、どちらにも属さない冒険者を含めた21人の視点から、それぞれの生き様や隠された世界の真実が描かれる。さまざまなキャラクターのストーリーによって仲間や敵の真意が明らかとなる、群像劇が展開されるわけだ。
ゲームプレイでは、縦持ちの画面で奥行きのあるファンタジー世界を自由に冒険。戦闘/会話/ダンジョンなどは、すべてシームレスに進行するという。YouTubeでは、一部キャラクターのプレイ動画が公開中だ。アレクサンドラの動画では、戦場で大量の兵士を相手に戦う様子が映されている。また、セリアのプレイ動画では敵を遠くから弓で狙って撃つシーンが確認できるなど、キャラクターごとに異なるアクションやストーリーが展開されるようだ。
本作の開発は、コロプラとバンダイナムコエンターテインメントの共同でおこなわれている。プレスリリースによると、「テイルズ オブ」シリーズの25周年を締めくくる記念タイトルとして、可能性と発見をテーマに開発。21人の主人公が正義を抱きながら成長する、生き様と絆の物語が描かれるという。またシナリオは、ライトノベル「生徒会の一存」など手がけてきた葵せきな氏、TPRG「ダブルクロス」などに関わってきた矢野俊策氏、ライトノベル「蜘蛛ですが、なにか?」の馬場翁氏、Cygamesに4年半所属していた田中天氏が担当している。
『テイルズ オブ ルミナリア』は、iOS/Android向けに11月4日に配信開始予定だ。