VTuber戌神ころねのホラーゲーム『邪神ころね』11月8日に配信へ。邪神に指を差し出す日常浸食ホラー

カバー株式会社は10月25日、ホロライブ所属VTuber戌神ころね氏とホラーゲーム『つぐのひ』シリーズとのコラボレーションを発表。『邪神ころね』を11月8日に発売すると告知した。タイトルのとおり戌神ころね氏は本作において、“邪神ころね”として登場する。

カバー株式会社は10月25日、ホロライブ所属VTuber戌神ころね氏とホラーゲーム『つぐのひ』シリーズとのコラボレーションを発表。『邪神ころね』を11月8日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)を予定。価格は563円。YouTubeチャンネル「Korone Ch. 戌神ころね」にて10月31日22時から、先行実況配信がおこなわれる予定だ。


『邪神ころね』は女性VTuberグループホロライブと、株式会社バカーが配信するホラーゲーム『つぐのひ』のコラボ作品。開発は、これまで同シリーズを手がけてきたImCyan氏が担当する。タイトルのとおり戌神ころね氏は本作において、“邪神ころね”として登場する。

主人公となるのは、平凡な生活を送っていた男子学生。ある日、学校の帰り道で戌神ころね関連の張り紙を見かける。その張り紙の前で“とあること”を呟いたことで、彼の日常は恐怖に浸食されてゆく。『つぐのひ』と同様に、左に進んでいくシンプルな操作になるとのことだ。

『つぐのひ』は、インディーゲームクリエイターImCyan氏が手がけるホラーゲームシリーズ。左に進むごとに、日常が徐々に怪異に浸食されてゆく演出が特徴。システムはシンプルながらも、じんわりとした恐怖が体験できるホラーゲームなのだ。2012年に配信されてから、さまざまな配信者によるゲーム実況を中心に、ネットで知名度を上げてきた作品でもある。


『つぐのひ』シリーズはこれまでにも、実況者やVTuberとのコラボを実施してきた。レトルト氏とのコラボで制作された『ゲーム実呪者』や、オダケン氏(ホラーゲーム絶叫者)とのコラボで制作された『絶叫死人』、VTuberキズナアイ氏が登場する『アイの亡き声』が存在する。この中で『アイの亡き声』は、Steam版『つぐのひ』の追加シナリオとして配信されている。

『邪神ころね』は、戌神ころね氏の10月1日の誕生日企画の一環として制作されたようだ。戌神ころね氏は、『つぐのひ〜昭和からの呼び声〜』をはじめホラーゲーム配信をおこなってきたシリーズファン。また戌神ころね氏が主人公ではなく、怪異として登場するのも本作のユニークな点だ。というのも、戌神ころね氏の視聴者は、配信中に自分の指を切って同氏に差し出している設定が存在する。配信を最後まで見たら切断した指を返してもらえる、という若干物騒なジョーク設定である。『邪神ころね』でもこの設定がホラー要素として活かされそうだ。 いずれにせよ、念願のコラボだといえる。

『邪神ころね』は11月8日、Steamにて配信予定。価格は563円となっている。同作のプレイに『つぐのひ』を購入する必要はなく、スタンドアロン作品として遊ぶことが可能だ。




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Kaisei Hanyu
Kaisei Hanyu

映画とゲームが大好き。オブリビオンからゲーム人生が始まりました。

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