次世代スノボゲーム『Shredders』2022年2月に発売へ。雪景色とともにカジュアルに延期をお知らせ


デベロッパー/パブリッシャーのFoamPunchは10月21日、同スタジオが手がけるスノーボードゲーム『Shredders』について、発売時期を2022年2月に延期すると発表した。対応プラットフォームは“まずは”Xbox Series X|Sとのことで、今後別のプラットフォームでの展開も示唆されている。Xbox Game Passにも発売初日から対応する。


『Shredders』は雪山でのスノーボーディングを体験できる作品だ。プレイヤーはリアルに再現された銀世界を滑走し、起伏やジャンプ台を使ったトリックを楽しめる。先ごろ公開されたトレイラーでは、建物を利用したトリックやパイプに乗ってのグラインドなども紹介されていた。また、雪のコンディションによりけりで、トラック(滑走後の跡)の残り具合が変わるなどの要素も示唆されており、ビジュアルとしてもリアルなスノボ体験が期待できる作品だ。本作はマルチプレイのサポートも予定している。


『Shredders』公式Twitterアカウントは10月21日、今年2021年12月に予定していた発売について、来年2022年2月に延期すると伝えた。投稿は画像一枚で「12月がイイ感じだったんだけど……2月の方がもっとイイ感じ!」と砕けた様子で伝えるものだ。本作は公式サイトもアーティスティックかつ、プライバシーポリシーにまでユーモアが散りばめられている。今回のフランクな延期発表も、『Shredders』のスタイルゆえだろう。

上述の延期発表に対するユーザーの反応はさまざまだ。「時間をかけていいゲームにしてほしい」と伝える声がある一方で、延期について悲しみをあらわにするユーザーも見られる。また、2月の発売に懸念を示すユーザーも目立つ。2022年2月には『Horizon Forbidden West』や『Dying Light 2: Stay Human』などの大型タイトルがリリースを控えており、先ごろには『ELDEN RING』が来年2月25日への発売延期を発表していた。懸念を示すユーザーたちは、大作が集中している印象のある来年2月のリリースで、大型タイトルとの衝突が起きないか心配しているようだ。


本作を手がけるFoamPunchは、ふたつのデベロッパーによる合同スタジオ。同スタジオを成すのは、ベルギーを拠点とするI-Illusionsとスウェーデンを拠点とするLet It Rollだ。本作プロジェクトリードのDirk Van Welden氏はプレスリリースにて「180(ジャンプ中にボードを半回転させるトリック)を決めるのにもさまざまなやり方が存在し、『Shredders』はそうしたトリックを操作できる自由度を提供します」と伝えて奥深いゲームプレイを示唆している。

Shredders』は2022年2月、Xbox Series X|Sで発売予定。Xbox Game Passにも発売初日から対応する。また、今後ほかのプラットフォームでの展開も示唆されている。