物理演算将棋『超将棋』Steamストアページ公開、11月9日発売へ。駒をぶつけて盤外へ弾き落とす、物理的な戦い

Fortgsは10月24日、『超将棋』のSteamストアページを公開した。同ストアページによると、2021年11月9日にリリース予定。『超将棋』は、ボードゲーム「将棋」と物理演算を組み合わせたゲームだ。

Fortgsは10月24日、『超将棋』のSteamストアページを公開した。同ストアページによると、2021年11月9日にリリース予定。オンライン対戦にも対応するようだ。


『超将棋』は、ボードゲーム「将棋」と物理演算を組み合わせた、弾き将棋に近いルールのゲームである。将棋は、2人のプレイヤーが駒を交互に動かし、王を取った方の勝利となる対戦型のボードゲームだ。駒の種類ごとに動き方が決まっており、相手の駒と同じマスに自陣の駒を動かすと、そのマスにいる相手の駒を獲得できる。各駒の特性や取った駒を活かして盤面を作り上げ、勝利を目指していくわけだ。

本作でも、駒ごとに動き方は決まっている。歩は前方向、角は斜めに動けるなど、駒の動きについては将棋が参考になっているようだ。ただし本作では駒を動かす際に、駒を弾く。チャージとタイミングによって、駒の動く量が決定。弾いた駒は、物理演算によってほかの駒とぶつかり、相手の王が盤外へ落ちると勝利となる。2人のプレイヤーが交互に駒を弾いて相手の駒にぶつける、物理的な戦いが繰り広げられるのだろう。将棋とは異なる、物理演算による予想外の展開に期待したい。


ゲームモードとしては、オンライン対戦に対応した対戦モードと、1人でプレイする詰将棋モードが搭載されている。対戦モードでは、世界中のプレイヤーとの対戦に加えて、合言葉によりフレンド同士の対戦も可能。詰将棋モードでは、一定の手数以内にすべてての駒を落とすなど、制限のある中での適切な判断が求められる。また本作には物理的演算が導入されているため、駒の上に乗って少し浮いた駒を弾き、カタパルトのように射出することもできるようだ。


本作を開発しているのは、国内の個人開発者T.Okawa氏だ。同氏はBlenderでアセットをつくりBOOTHで販売していたり、Unityで開発したゲームをフリーゲームとしてitch.ioで公開していたりと、さまざまな活動をしている。また同氏のツイートによると、本作は学生向けゲームコンテスト「ゲームクリエイター甲子園2021」に応募予定であるそうだ。

『超将棋』はPC(Steam)でのリリースを目指して開発中。ストアページの記載では、2021年11月9日配信開始予定となっている。




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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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