『モノポリー for Nintendo Switch + Monopoly マッドネス』12月9日発売へ。古き良きモノポリーと破産させあいアリーナバトルのセット


ユービーアイソフト株式会社は10月22日、人気ボードゲームのデジタル版『モノポリー for Nintendo Switch + Monopoly マッドネス』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switchで、12月9日発売予定。『Monopoly マッドネス』については、国内Ubisoftストアにて単体販売および海外向けにPlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch/Google Stadia向け展開も予告されている。
 

 
『モノポリー for Nintendo Switch + Monopoly マッドネス』は米国発祥の人気ボードゲーム「モノポリー」を元にした2タイトルをセットにした作品。元となった「モノポリー」は2人から8人のプレイを想定した、サイコロを振ってマス目を進むすごろく方式のゲームだ。基本ルールとしては、現金をやりとりして不動産を買収し、不動産から得た収入でさらなる版図拡大を目指す仕組み。同作の最終目標は「自分以外のプレイヤーの破産」であり、プレイヤー同士の交渉要素なども相まって基本的には熾烈な競争に発展する。米国における定番ボードゲームである。

『モノポリー for Nintendo Switch』については、2017年にリリースされ国内向け展開もしている。「モノポリー」の基本に忠実な作品で、ボードゲームの体験をベースに新しいルールやアクションカードの追加およびオンライン対戦要素を実装。一方、新作となる『Monopoly マッドネス』は、基本要素を「モノポリー」から受け継ぎつつ、ボードゲームとは一味違った作品になるようだ。

『Monopoly マッドネス』はジャンルを「アリーナゲーム」としており、ビデオゲームならではの要素を盛り込んでいる。プレイヤーはマス目に縛られずモノポリー・シティのなかを歩き回ることが可能で、資源の収集や物件のアップグレードなどの要素もある。また、ほかのプレイヤーへの妨害も可能で、物件をブルドーザーや削岩機で破壊するなどエクストリームな行動も許されるようだ。詳細なシステムはまだ明かされていないものの、アクション性の強いゲームプレイを示唆している。
 

 
同作はオンラインおよびローカル対戦に対応しており、最大で6人までの同時対戦が可能。対戦マップとしては「モノポリー」にインスパイアされた4種類が存在しており、それぞれが複数のステージやレイアウトをもっている。プレイヤーが直接対峙するアリーナとしては20種類が用意されているようだ。

なお、『Monopoly マッドネス』開発元のEngine Softwareはオランダを拠点とするスタジオだ。同スタジオは本作にも収録される『モノポリー for Nintendo Switch』など、「モノポリー」関連ゲーム作品にも携わっており、過去作で培った知見にも期待が持てる。ほか、国内向けPC版のデベロッパーとしてはAsoboの名前も見られる。

『モノポリー for Nintendo Switch + Monopoly マッドネス』は12月9日、Nintendo Switch向けに発売予定。価格は6380円(税込)。なお、『Monopoly マッドネス』PC版は単体で国内Ubisoft ストアにも登場しているほか、海外向け同作公式ページではPlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch/Google Stadia向け展開も予告されている。