美少女3Dアクション『崩壊3rd』Steam版国内配信開始。120fpsでの戦闘やコントローラーで操作可能


中国のゲーム開発会社miHoYoは10月21日、『崩壊3rd』Steam版を配信開始した。ゲーム内のバージョンはv5.2.0となっており、国内向けスマートフォン版と同等のコンテンツが配信されているようだ。またSteam版は、パッドでの操作に対応し、キーコンフィグも用意されている。


『崩壊3rd』は、『原神』の開発元である中国のゲーム開発会社miHoYoが手がける、3Dアクションゲームである。本作の舞台は、崩壊という未知の力が存在する世界。崩壊は、人類文明を滅ぼすことを目的に現れ、これまでに何度も文明を葬ってきたという。3年前、長空市で第三次崩壊インパクトと呼ばれる災厄が起こった。登場人物の一人キアナ・カスラナは、自身の血が崩壊と関わりがあるため感染を免れたが、崩壊によって大きな被害が生じてしまう。事件をきっかけに崩壊に立ち向かおうとと決意したキアナは、ヴァルキリー部隊の戦艦ハイペリオン号に乗り込む。プレイヤーは、艦長として戦乙女たちと共に崩壊と対峙することになる。


戦乙女たちは、クエストを通して崩壊獣や人型の常軌を逸した存在「律者」などと戦いを繰り広げていく。戦闘では、プレイヤーが戦乙女たちを操作し、敵の攻撃を避けながら攻撃やスキルなどを使って敵を殲滅する。要素としては、操作キャラクターの交代時に発動するスキルや、タイミングよく敵の攻撃を避けると発生する極限回避などが搭載。アニメ調の美少女キャラクターたちによる、スタイリッシュなバトルが展開される。


本日配信されたSteam版は、コントローラーおよびキーボードを使用した操作に対応している。Xbox One ワイヤレス コントローラーを使用して確認した限りでは、ホーム画面やオプションも含めてコントローラーで操作可能。コントローラー/キーボードともに、操作設定を通じてキーコンフィグが用意されており、好みのキー配置でプレイできるようだ。

オプション内の画質を通して、グラフィックの設定も変更できる。5段階のプリセットに加えて、カスタム設定が搭載。カスタムでは画質を4段階から選択できるほか、戦闘シーンにおける120FPSでの動作などに対応している。


ソフトのバージョンはV.5.2.0となっており、国内向けのiOS/Android版と同じバージョンとなっている。しかし既報のとおりSteam版においては、国内向けiOS/Android版とのデータ共有は不可能とされている。Steam版とは別プラットフォームのPC版が発表予定とされており、そちらのPC版ではiOS/Android版とのデータ共有にも対応するそうだ。

『崩壊3rd』は、PC(Steam)/iOS/Android向けに配信中。Steam版のリリースを記念したキャンペーンなども実施されている。