借金返済箱庭ミステリー『The Good Life』配信開始。写真を撮影してお金を稼ぎ、謎多き田舎町での生活を楽しむ

PLAYISMは10月15日、借金返済生活RPG『The Good Life』を配信開始した。『The Good Life』は、イギリスの架空の町を舞台にする借金返済生活RPGだ。SWERYこと末弘秀孝氏のスタジオWhite Owlsの新作。

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは10月15日、借金返済生活RPG『The Good Life』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/Microsoft Store)/Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox Oneで、価格はSteam版が2980円、その他は3980円(税込)。PC/Xbox向けサブスクリプションサービスXbox Game Passにも提供されている。

本作は、『レッドシーズプロファイル(Deadly Premonition)』や『D4: Dark Dreams Don’t Die』『The MISSING -J.J.マクフィールドと追憶島-』などのクリエイターとして知られる、SWERYこと末弘秀孝氏のスタジオWhite Owlsの新作だ。

『The Good Life』は、イギリスの架空の町を舞台にする借金返済生活RPGだ。主人公は、借金まみれの“ドブ人生”を送っていたジャーナリストのナオミ・ヘイワード。彼女は、新聞社モーニングベル通信から「イギリスのある田舎町の謎を解き明かせ」という依頼を受け、“世界で一番幸せな場所”と呼ばれているレイニーウッズを訪れる。そこは、ナオミが“くされ地獄だぜ”と口にするほど寂れた土地だったが、町はずれの一軒家を拠点にしばらく滞在することとなる。

本作にてプレイヤーは、オープンワールドで表現されたレイニーウッズで生活しながら、ナオミの多額の借金を返済していく。ナオミは写真家でもあり、モーニングベル通信や住民からの依頼に応えるかたちで写真を撮ると報酬を獲得可能。また、本作の世界にはフラミンゴという写真SNSが存在し、そちらからも収入を得られる。トレンドに合った撮影対象を町で探して撮影し、SNSにアップしてバズらせるのだ。

ほかにアルバイトをすることもでき、そうして得たお金は、借金返済だけでなく、日々の生活のなかでも使うことができる。住民たちとパブでお酒を飲み交わしたり、家の家具を揃えたり、ファッションを楽しんだり。田舎暮らしを楽しむにもお金は必要である。


レイニーウッズには個性的な住民がたくさんおり、何やら秘密を抱えている様子。ナオミは、住民たちが夜になるとネコやイヌに変身する奇妙な現象を目の当たりにし、やがてナオミ自身もネコやイヌに変身できるように。ネコは高い所にもピョンと登っていくことができ、イヌはとても鼻が効く。状況に応じて、ヒト・ネコ・イヌを使い分けることが求められるだろう。そしてナオミは、世界で一番幸せな場所であるはずのこの町で、殺人事件に遭遇し、レイニーウッズに隠された真実に迫る。

本作は、2017年にFigにてクラウドファンディングを実施するも失敗。そして翌年にKickstarterにてクラウドファンディングに再挑戦し、見事資金を獲得した。開発には、『パンツァードラグーン』や『ファントムダスト』の生みの親として知られる二木幸生氏率いるグランディングが参加し、幾度かの延期を経て今回ついにローンチを迎えた。

『The Good Life』は、PC(Steam/Microsoft Store)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに配信中。PC/Xbox向けXbox Game Passにも提供されている。SteamとXbox One向けには体験版が配信されているため、興味のある方はまずそちらを試してみると良いだろう。




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Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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