Nintendo Switch(有機ELモデル)同梱の新型ドックは、仕様上4K/60fpsでの出力が可能との報道。あくまでドック

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Nintendo Switch(有機ELモデル)が、今週10月8日についに発売される。高コントラストの鮮やかな描画が特徴の有機ELディスプレイを採用し、さらに7.0インチにサイズアップしたことが目玉だ。このほかにも、背面スタンドや内蔵スピーカーの改善、本体保存メモリの倍増などがおこなわれ、さらに同梱のドックには新たに有線LAN端子が搭載される。

すでに、一部メディアやインフルエンサーには本機が提供されており、インプレッションが届き始めている。そのなかには、新しいドックは4K/60fpsでの出力が可能なのではないか、という報告もあるようだ。


YouTubeチャンネルNintendo Primeも、Nintendo Switch(有機ELモデル)を早期に提供されたメディアのひとつ。これまでに、本機を検証するいくつかの動画をアップしており、10月5日にはドックにフォーカスした動画を投稿。従来モデルのドックとの比較をおこなっている。それによると、公式に発表されている有線LAN端子搭載以外に、HDMI周りにも違いが存在するという。

まず従来のドックは、HDMI 1.4に対応する端子が搭載され、同じくHDMI 1.4対応のケーブルが同梱されていた。こうした仕様もあってNintendo Switchゲームは、TVモード(ドック使用時)では最大1080p/60fpsにて出力できる。

一方の新型ドックでは、Nintendo Primeの検証によるとHDMI端子も同梱ケーブルも、少なくともHDMI 2.0に準拠しているとのこと。すなわち、HDMIの仕様上は4K/60fpsにて出力可能ということになる。ちなみに任天堂公式サイトでは、新型ドックのHDMIバージョンについては公表されていない。


こうした情報からは、Nintendo Switchがついに4K解像度に対応するのではとも受け取れるが、実際のところそうはならなさそうである。というのも、Nintendo Switch(有機ELモデル)は、従来モデルと同じCPU/GPUを搭載していることが明らかになっており、4K/60fpsを扱うには性能不足とされているためだ(関連記事)。またNintendo Primeによると、新型ドックには1080pから4Kへとアップスケールする機能も搭載されていないとのこと。

ではなぜ任天堂は、新型ドックをHDMI 2.0に対応させたのか。真相は不明だが、単に入手性の良いパーツを選定しただけかもしれないし、ゲームではなくメディアアプリの4K対応を見据えている可能性もあるだろう。あるいは、将来的にNintendo Switch本体のアップグレード版を発売した場合に、このドックを流用できるように先手を打ったのかもしれない。

Nintendo Switchにおいては、これまで4K対応の上位モデルが発売されるのではないかとの噂がたびたび報じられてきた。しかし任天堂は、こうした報道の一部に対し否定する声明を発表。投資家向けの声明であるため事実と異なる説明をしているとは考えづらく、その時点で4K対応モデル発売の計画がないことは、声明のとおりなのだろう(関連記事)。

とはいえ、Nintendo Switch(有機ELモデル)は、任天堂代表取締役社長の古川俊太郎氏が株主総会にて「新しいモデルを発表する予定はありません」とコメントした約5か月後に発表されている。今後Nintendo Switchの上位モデルが登場するかどうかは不明だが、任天堂の声明をもって可能性はゼロと言い切れるわけでもなさそうだ。

ともあれ、有機ELモデルには、公式には発表されていない従来モデルとの違いがほかにも存在するかもしれず、発売後にはさらなる検証がおこなわれることだろう。Nintendo Switch(有機ELモデル)は、10月8日発売予定だ。

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