FFバトルロイヤル『FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER』スマホ向けに11月配信開始へ。野村氏は、コンシューマー展開も念頭に入れているとコメント

 

スクウェア・エニックスは10月3日、同社の情報番組「SQUARE ENIX PRESENTS at TGS 2021 Online」内にて『FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER』を2021年11月に配信開始予定だと発表した。対応はプラットフォームiOS/Android。基本プレイ無料のアイテム課金型で、中国本土を除く全世界向けに配信予定となっている。

https://youtu.be/VJJCtRxK0Ow?t=20699


『FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER』は、マテリアやアビリティを駆使して生き残りを目指す、バトルロイヤルアクションゲームである。スクウェア・エニックスとエイチームが共同で開発している。舞台になるのは、『FINAL FANTASY VII』本編以前のミッドガルだ。同作本編から30年前、急速に軍事力を誇示しつつあった神羅カンパニーは、「ソルジャー計画・Project0」を発足し、強化兵士部隊を新設しようとしていた。本作では、知られざるファーストソルジャー結成にまつわる戦いが描かれる。

プレイヤーはソルジャー候補兵の1人として、ウォーリアー/ソーサラー/モンク/レンジャーなどのスタイルを選択して戦いに参加。装備すると魔法や召喚などが使用可能になるマテリアや、銃などの装備を戦場で集めつつ、生き残りを目指していく。要素としては、スタイルごとのアビリティや、フィールド上に存在するモンスター、レベルシステムなども取り入れられている。


放送内では、まずコントローラーへの正式対応が発表された。本作では、2021年6月にクローズドベータテストが実施されており、その際のアンケートで多く寄せられた要望のひとつがコントローラー対応だったという。コントローラーに対応したことで、コンシューマーでのプレイのように、快適に遊べるそうだ。

また本作の、スマートフォン以外でのリリースについても語られた。クリエイティブディレクターの野村哲也氏によると、本作はスマートフォン用に開発が進められており、ほかのプラットフォームについてはまだ何もない状態だという。しかし本作の開発開始当初に、コンシューマーやPCでリリースしてほしいという意見も想定していたため、ほかのプラットフォームについても念頭において開発が進められてきたそうだ。現時点において発表できる情報ないものの、家庭用ゲーム機やPC版がリリースされる可能性は十分にあるのだろう。

そのほか放送内では、マテリアや銃が確認できるトレーニングモードの追加や、ピースを使ってアイテムを交換するコレクション機能の登場、新スタイルニンジャの紹介などが実施。開発チームとゲスト3名による、実機プレイの様子も公開されている。

FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER』は、iOS/Android向けに2021年11月配信開始予定。事前登録が10月開始予定とされている。また本作の公式Twitterアカウントでは、生放送を記念したフォロー&RTキャンペーンも実施中だ。