錬金術再生RPG『ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~』発表、PS4/Nintendo Switch/Steam向けに2月24日発売へ。主人公ソフィーが辿る、新たな夢の冒険譚

 

コーエーテクモゲームスは10月2日、『ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~』を正式発表した。対応プラットフォームは、PlayStation 4/Nintendo Switch/PC(Steam)で、発売日は2022年2月24日(Steam版は1日後の25日)。発表にあわせて、公式サイトおよびデビュートレーラーが公開されている。
 

 
『ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~』は、コーエーテクモゲームスのガストブランドが手掛ける「アトリエ」シリーズの25周年記念作品。『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』の続編だ。

主人公のソフィーは、プラフタとの出会いや、錬金術士としての成長を遂げたあと、故郷キルヘン・ベルから離れて2人で旅に出ていた。旅の途中、ソフィーとプラフタは、プラフタが夢で見たものとそっくりな大樹を発見。調べてみようと近づいたところ、2人は不思議な渦に飲み込まれ、離ればなれになってしまう。エルデ=ヴィーゲという世界にたどり着いたソフィーは、行方不明のプラフタを探し、あちこちを冒険することになる。
 

 
冒険の中では、ソフィーの知っているプラフタとは異なる、プラフタという名の少女錬金術士や、町のまとめ役だという錬金術士ラミゼル・エルレンマイヤーも登場。本作の時系列は『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』のあと、『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』の前だという。ソフィーが体験した冒険の中から、不思議と出会う夢の物語が描かれる。
 

 

 
錬金術士であるソフィーは、錬金術によって爆弾や回復アイテムなどを調合して、冒険を繰り広げていく。本作の錬金術には、「不思議」シリーズの流れを汲んだ、パネルとパズル要素を含んだシステムが採用されている。素材をパネルのマスに上手く収めると、調合後のアイテムに追加効果が発現したり、効果が強化されたりなど、強力なアイテムが作成できるものだ。本作では通常パネルに加えて、難易度の高いリバースパネルも搭載。盤面が複雑なリバースパネルを使うと、より高い効果をもつアイテムが調合できるという。また動画内では、プラフタという少女が調合しているシーンも映されていた。本作では、主人公のソフィー以外も調合可能なのかもしれない。
 

 

 
錬金術で使う素材はフィールドなどで採取するが、マップ内にはモンスターも生息しており、戦闘も展開される。本作の戦闘には前衛3人と後衛3人による、6人パーティーのターン制バトルが採用されている。前後入れ替えをともなう連携攻撃が用意されているほか、パーティーメンバーの2人がタッグを組んで撃つ必殺技「デュアルトリガー」などでは、派手な演出も取り入れられているという。また、本作の戦闘はシームレスバトル。敵への杖を使った殴打や接触後、ロードを挟まずそのままバトルが繰り広げられるそうだ。

グラフィックでは、不思議なファンタジー世界が、「秘密」シリーズを経て進化した表現で描かれる。主人公ソフィーを含めて3Dモデルは一新されており、豊かになった表情により感情表現がパワーアップ。フィールドも、光の表現が強化されたことで、より美しい世界が表現されている。

またキャラクターデザインは、従来の「不思議」から継続して、NOCO氏およびゆーげん氏の2名が担当している。
 

 

 
ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~』は、PlayStation 4/Nintendo Switch向けに2022年2月24日、PC(Steam)向けに同年2月25日発売予定。通常版は税込8580円だ。早期購入特典としてライザ風のソフィー専用衣装「お気に入りの普段着」、パッケージ版封入特典として「エクストラサウンドコレクション」が付属。「不思議」シリーズの各DX版と、『ライザのアトリエ2 〜失われた伝承と秘密の妖精〜』とのセーブデータ連動特典も用意されている。

また、税込1万1935円のプレミアムボックスには、エクストラトラックスやビジュアルブックなどが付属。税込2万3100円のスペシャルコレクションボックスには、プレミアムボックスの内容に追加し、A1立体タペストリーやクリスタルペーパーウェイトも収録されている。そのほか「アトリエ」シリーズでは、10月4日までの期間各ストアでTGSセールが実施されているそうだ。