3Dダンジョン探索RPG『両手いっぱいに芋の花を』Nintendo Switch/Steam向けに2022年初冬配信へ、体験版公開中。敵の行動が事前にわかる、ターン制バトル

PLAYISMは10月2日、『両手いっぱいに芋の花を』を2022年初冬にリリースすると発表した。『両手いっぱいに芋の花を』は、パーティーを編成して最下層を目指す、3Dダンジョン探索RPGである。

弊社アクティブゲーミングメディアのゲームパブリッシングブランドPLAYISMは10月2日、『両手いっぱいに芋の花を』を2022年初冬にリリースすると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PC(Steam)で、対応言語は日本語/英語/中国語(簡体字)。また本作は、Steamで開催中のSteam Next Festivalに参加しており、10月8日まで体験版がプレイ可能となっている。
 

 
『両手いっぱいに芋の花を』は、パーティーを編成して最下層を目指す、3Dダンジョン探索RPGである。本作の舞台は、土壌汚染が長年人類社会を脅かしているという世界。ある島の地下迷宮には、錬金術師が残した特別な作物の種が残されており、知識や魔法のアイテムを集める調査隊が、島に訪れようとしていた。プレイヤーは調査隊のメンバーの1人として、町跡を拠点に迷宮を探索。リーダーに導かれつつ、最下層にある種を入手しようと奮闘する。なお本作の迷宮は、さまざまな時代の人々がリノベーションしつつ社会活動に利用してきたといい、残置物が少しずつ残されているそうだ。
 

 
迷宮内には、さまざまな仕掛けやモンスターたちが待ち構えている。プレイヤーは最大3人のパーティーを編成し、迷宮内で少しずつ活動範囲を広げていく。戦闘には、ターン制のコマンドバトルが採用。敵が次に取る行動がアイコンで表示されているので、敵の行動にあわせて行動を選択することで、有利に戦闘が進められるわけだ。ただし本作では、行動ごとにスタミナや精神を消費する。通常攻撃やガードであってもスタミナを消費し、スタミナが尽きるとスタミナ回復効果のある「構えなおし」以外の攻撃が取れなくなってしまう。敵の行動とあわせてコストにも気を配りつつ、探索を進めていくのだろう。
 

 
また本作では、ベースキャンプでキャラクターメイクをおこない、好みの調査員をパーティーメンバーとして採用できる。配信中の体験版においては、ウォーリアー/ナイト/クレリック/シャーマン/レンジャー/ローグ/ウィザード/ソーサラーの8クラスが選択可能。仲間をかばえる技能「庇護」を含め守りに長けたナイトや、四大元素魔法や武器エンチャントが可能なウィザード、回復技能やエクソシズムを搭載したクレリックなど、クラスごとに異なる技能が用意されている。

さらにキャラクターメイク時には、ヒューマン/ドワーフ/ゴブリン/ダークエルフを含めた7種族や、髪や肌の色などが自由に選択できる。成長要素としてスキルツリーも搭載されており、パーティーの編成と成長を自由におこなえるわけだ。
 

 

 
本作を開発しているのは、国内の個人開発者Pon Pon Gamesだ。Pon Pon Gamesは、ヒーラーを主人公にしたストラテジーゲーム『ヒーラーは二度死ぬ』を2016年にリリース。同作のSteam版では、ユーザーレビューで145件以上の評価を経て、80%以上の好評により「非常に好評」を獲得している。本作は、『ヒーラーは二度死ぬ』のリリース後、4年をかけて開発が進められてきたそうだ。

『両手いっぱいに芋の花を』は、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに2022年初冬リリース予定。Steamでは、10月8日までの期間体験版が公開されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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