Xbox Game Passの加入者数を、Take-TwoのCEOが“勝手にバラす”。Xboxトップは正式発表した数字ではないと苦笑い

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マイクロソフトのサブスクリプションサービスXbox Game Pass。多数のゲームが定額遊び放題とあって人気のサービスだが、その加入者数について、ゲーム業界の重鎮による発言から、最後に公式発表された数字から大幅に増加している可能性があるとして注目を集めているようだ。

Xbox Game Passは、XboxコンソールおよびPC向けに提供中のサブスクリプションサービスだ。現時点で300タイトル以上が配信されており、月額850円から利用できる。上位プランでは、EAのサブスクリプションサービスEA Playも含まれ、さらに本日10月1日からは、クラウドゲームサービスXbox Cloud Gamingが利用可能。スマホやタブレットなどからでも、そうしたゲームが遊び放題となっている。

マイクロソフトのXbox事業を率いるPhil Spencer氏は現地時間9月30日、エンターテイメントビジネスメディアTheWrapのイベントに、Take-Two InteractiveのCEO Strauss Zelnick氏とともに出演した。Take-Two Interactiveは、『GTA』『Red Dead Redemption』シリーズなどの開発元Rockstar Gamesや、各種スポーツゲームおよび『ボーダーランズ』シリーズなどを手がける2K、またインディーゲームの販売を担当するPrivate Divisionなどを傘下にもつ、業界屈指の大手メーカーだ。Zelnick氏は、同社CEOとして14年以上務めている。

Spencer・Zelnick両氏はTheWrapのインタビューにて、コロナ禍およびそれ以降のゲーム業界の成長について語っている。このなかでは、サブスクリプションサービスのビジネスモデルについても言及。Phil Spencer氏は、小売を通じた販売の重要性にも触れながら、Xbox Game Passの手応えについて述べている。その文脈にてStrauss Zelnick氏は、同サービスの加入者は3000万人程度いるとコメントした。

実は、マイクロソフトが正式に公表した直近の加入者数は、今年1月時点の1800万人である。Zelnick氏の発言に対し、Spencer氏が苦笑いしながらその事実を伝えると、Zelnick氏は“1800万人以上”と訂正している。

Strauss Zelnick氏の立場であれば、マイクロソフトから直近の加入者数について知らされている可能性は高く、もしかしたら口を滑らせてしまったのかもしれない。もちろん、間違った数字を口にしてしまったということも考えられる。今回の発言を受けて海外フォーラムResetEraでは、3000万人が事実だと仮定して、サービス内容からして驚きではないという声や、マイクロソフトの利益を試算する人、また加入者の急激な増加を興味深く語る人などがみられる。

公式発表では、Xbox Game Passは2020年4月に加入者数1000万人を突破。そして同年9月には1500万人に達し、今年1月に1800万人を超えたとされている。もし3000万人という数字が正しいなら、10か月で1200万人ほど増加していることとなるが、サービスの充実っぷりやこれまでの増加具合からすると十分現実的といえそうだ。

近年マイクロソフトは、イベントのたびにXbox Game Passをアピールしており、魅力的なタイトルの提供を発信。今年3月にBethesdaを傘下に収めた際にも、同サービスへの言及があった(関連記事)。またファーストパーティのみならず、サードパーティタイトルでもローンチと同時に提供されることが増えており、同サービスの価値はどんどん高まっている。実際のところ、3000万人もの加入者がいるのかどうかは不明だが、いずれマイクロソフトから最新の数字が発表されるだろう。

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