『リトルウィッチノベタ』正式リリース版は、PS4/Nintendo Switch/Steamにて2022年発売へ。声優陣や、新ボスヴァネッサを含めたゲームプレイも公開

STDAN INTERNATIONALは10月1日、『Little Witch Nobeta(リトルウィッチノベタ)』正式リリース版を2022年に発売すると発表した。『Little Witch Nobeta』は、3Dアクションシューティングゲームである。

JUSTDAN INTERNATIONALは10月1日、情報番組「Happinet GAME SHOWCASE in TGS2021 1st STAGE」内にて、『Little Witch Nobeta(リトルウィッチノベタ)』正式リリース版を2022年に発売すると発表した。対応プラットフォームは、PlayStation 4/Nintendo Switch/PC(Steam)。正式リリース版でも、ボイスを含めて日本語に対応する。本作では開発状況が不定期に報告されており、以前より家庭用ゲーム機への移植などは明らかとなっていた。今回の発表では、本作のパブリッシャーを務めるJUSTDAN INTERNATIONALから、正式に対応プラットフォームやリリース時期が告知された形だ。
 

 
『Little Witch Nobeta』は、台湾のPupuya GamesおよびSimonCreativeが開発中の、3Dアクションシューティングゲームである。本作の主人公ノベタは、記憶を失っている小さな魔女だ。ノベタは、人形や生魂と呼ばれる敵と戦いながら、黒猫に導かれて古城を探索。真実と向き合うことになるという。

本作では、幼い外見をした主人公ノベタのほか、ボスとして登場するターニアやモニカなど、可愛らしいキャラクターたちが目を惹く。3Dモデルだけでなく、主人公ノベタにはキャラクター性を反映したモーションが用意されているなど、可愛らしさに対するこだわりが感じられるだろう。

一方、ゲームプレイでは本格的なアクションが展開される。魔女であるノベタは、数種類の元素魔法を直射撃と詠唱魔法の2種類で撃ち分け、古城の探索を進める。詠唱魔法は、強力な分多くのマナが必要であり、発動にも時間がかかる。しかし、いわゆるパリィやジャスト回避などによって敵の攻撃をタイミングよくしのぐと、マナの回復や詠唱の加速が発生。上手く防御すると強力な魔法が次々に撃てる、爽快なシステムが採用されている。可愛らしいグラフィックと、アクションとしてのやり応えが両立されているわけだ。

また本作は、2020年6月よりSteamにて早期アクセス配信されている。Steamのユーザーレビューでは、5900件以上の評価のうち95%以上から好評を得て、圧倒的に好評を獲得。正式リリース版への期待もありつつ、可愛らしさへのこだわりややりごたえのあるアクションなどが評価されているようだ。
 

 
今回の発表では、新たなボス「ヴァネッサ」も公開された。ヴァネッサは、無数のトゲが召喚できる剣をもった、金髪に赤いドレスを身にまとった生魂人形。神秘的な地下遺跡を進んだ先の玉座の間で、ノベタを待ち構えているという。放送内では、新ボスを含めた新規要素も盛り込んだ、3分間の映像も公開されている。
 

 

 
本作の声優陣も発表された。主人公のノベタは小原好美さんが担当。担当キャラクターは明かされていないものの、プロの声優である門脇舞以さん、名塚佳織さん、吉水孝宏さん、西村俊樹さん、五味洸一さん、片貝直生さん、今川柊稀さんも出演しているようだ。また一部のボスの声は、国内の女性VTuberグループ「ホロライブ」所属のアイドルが担当している。ターニアの声を尾丸ポルカさん、モニカの声を白上フブキさん、今回発表されたヴァネッサを白銀ノエルさんが、それぞれ務めているそうだ。
 

 
『Little Witch Nobeta』正式リリース版は、PlayStation 4/Nintendo Switch/PC(Steam)にて2022年発売予定。早期アクセス版は、Steamにて990円で配信中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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