国産サンドボックス『クラフトピア』大型アプデ「サマーアップデート2021」配信開始。クリエイティブモードや新時代、魔法杖など多数のコンテンツが登場
国内のゲーム開発会社ポケットペアは9月30日、『クラフトピア(Craftopia)』にて「サマーアップデート2021」を配信した。新たな時代レベル「科学研究の時代」や新武器種「魔法杖」が登場しているほか、クリエイティブモードも実装されている。
『クラフトピア』は、ポケットペアが開発中のオープンワールドサバイバルサンドボックスアクションゲームだ。釣りや農業、モンスターとの戦闘、建築や施設の自動化、ペットシステムなど、多彩な要素がゲーム内に導入された作品でもある。
本日配信された「サマーアップデート2021」では、新しい時代レベル「科学研究の時代」が登場した。『クラフトピア』には、素材やゴールドを集めることでワールドのレベルを上昇させるシステムが導入されている。世界のレベルを上昇させると、新たな施設や装備などレシピが解放。時代ごとに解放された要素を利用し、アイテムを集めて時代を進めることで、遊びの幅が広がる仕組みとなっている。
科学研究の時代は、従来の最高レベル火の革新時代の次に相当するワールドレベル7の時代だ。科学研究の時代を解放するには、新アイテム知識の奉納品とゴールドが必要になる。知識の奉納品は、新ミッションの達成や新実装のボス「ハイドラ」の討伐などによって入手可能。科学研究の時代に到達すると、新たな作業台「科学実験台」が解放。強力な銃IIIや手榴弾といった武器が作成できるほか、長距離の空中移動に対応したジェットパックなども利用できるという。
新武器種「魔法杖」も登場している。『クラフトピア』公式Twitterアカウントによると、魔法杖は魔法攻撃に主眼を置いた武器種だという。敵が前方一定範囲内にいる状態で杖を振るうと、ホーミング付きの魔法攻撃アルカナボルトが発動。アルカナボルトを3発ほどヒットさせると、敵に魔法耐性ダウンのデバフも付与できる。また右クリックを押すと詠唱をおこなえば、一定時間MATKが+160%される集中バフも獲得。従来の武器と比較して、MATKの数値も大きめに設定されており、魔法の使用に特化した武器となっている。
今回のアップデートでは、クリエイティブモードのテスト実装されている。ワールドの作成時に、通常ワールドを作成するか、クリエイティブモードのワールドを作成するか、選ぶことができる。クリエイティブモードのワールドを作成すると、素材なしの状態でのクラフトや無敵モード、時代の設定などが選択可能なワールドが生成される。アイテムクラフト時に必要な素材がなくなり、自由にアイテムが作成できることで、建築に集中できるわけだ。
クリエイティブモードには、メニュー内から直接クラフト可能なフリービルドモードと、作成した島で遊ぶためのプレイアブルモードが搭載。クリエイティブモードは、通常モード用のキャラクターでも遊べるが、作成したアイテムはクリエイティブモード専用となるようだ。
そのほか、キャラクター作成での種族エルフ/デーモンの追加、大量の資源を使用する高難易度建築「洋上石油プラント」の登場、アイテムがクラフト可能になる設計図の追加、海上をゆっくり移動できるイカダの実装、騎乗可能な新ペットや新しい敵も登場。大量のコンテンツに加えて、バグやバランス調整、グラフィックの改善なども実施されており、かなり大規模なアップデートとなっている。詳細については、Steamのストアページで公開されているパッチノートなどを参照してほしい。
『クラフトピア』は、PC(Steam)では早期アクセス配信、Xbox One/Xbox Series X|S/PC向けにゲームレビュー版として配信中。Xbox Game Pass向けにも提供している。