コーエーテクモゲームスは9月30日、『BLUE REFLECTION TIE/帝(ブルーリフレクション タイ)』の体験版をPlayStation 4/Nintendo Switch向けに配信した。体験版では、本作のプロローグや戦闘などがプレイ可能。プロローグパートをクリアすると、本編プレイ時に特典としてアイテムがもらえるようだ。
『BLUE REFLECTION TIE/帝』は、コーエーテクモゲームスのガストブランドがおくる、夏の世界に閉じ込められた少女たちのRPGだ。本作は『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』を原点とした「BLUE REFLECTION」プロジェクトの1作でもあり、アニメ「BLUE REFLECTION RAY/澪」やスマホ/PC向けにリリース予定の『BLUE REFLECTION SUN/燦』のキャラクターたちも登場する。
本作の主人公である星崎愛央は、ごく普通の毎日を過ごしてきた少女だ。夏休みのある日、星崎愛央は補修を受けるため、学校へと向かっていた。しかし、普段どおり学校へと足を踏み入れたはずが、気がつけば見知らぬ世界へと迷い込んでいたことに気づく。異世界には学校だけが存在しており、校舎内には記憶をなくした3人の少女が暮らしている。星崎愛央は、彼女たちと共同生活を過ごしながら、元の世界へ帰るべく「ココロトープ」を探索することになる。
ココロトープには、食材や素材などが落ちているものの、モンスターも同時に存在している。少女たちは、気づけば身につけていた指輪の力を使ってモンスターを退けながら、ココロトープを探索していく。戦闘では、時間経過とともに各キャラクターにエーテルが蓄積する。エーテルの上昇量に応じてタイムラインが進行し、エーテルが十分に溜まって行動可能ラインを超えると、スキルが使用可能になる。スキル発動ごとにエーテル回復速度が向上するほか、行動に応じてギアレベルも上昇。ギアレベルが3になると、リフレクターへ変身できるなど、スキル発動によって徐々に戦闘が優位になっていくわけだ。コンボ数によってダメージ倍率が変化する仕組みなども導入されている。
本日9月30日に配信された体験版では、プロローグパートとストーリー体験パートがプレイ可能だ。プロローグパートでは、序章のストーリーを含めたゲームの序盤がプレイできる。ココロトープ内での戦闘や工作での料理、TPを消費してスキルを解放するタレントを含めて、本作の基本的なシステムが確認できた。
一方、ストーリー体験パートでは、アニメ「BLUE REFLECTION RAY/澪」の主人公、平原陽桜莉に関連するストーリーが展開される。プロローグパートでは登場していなかった白井日菜子、春日詩帆、久野きららの姿もあり、プロローグパートよりもかなり先の内容が収録されているようだ。プロローグパートにおいては、照りつける日差しや蝉の声といった夏の表現や、どこか不気味で寂しさの感じられるココロトープが印象的だった。製品版でも、ココロトープの探索やサバイバル、少女たちの交流に期待できそうだ。また、プロローグパートのクリアデータを保存しておくと、製品版プレイ時に「ヘッドアクセ うさぎ」および「フラグメント 未知への備え」が獲得できる。
体験版の配信にあわせて、Twitter上では感想ツイートキャンペーンが開催されている。ハッシュタグ「#ブルリフ T 体験版」をつけて感想をツイートすると、抽選で20人に、岸田メル氏のサイン入りアクリルプレートや声優陣のサイン入り色紙などがプレゼントされる。期間は10月14日までだ。Twitter上では、岸田メル氏のサイン入り複製原画が当たる、フォロー&RTキャンペーンも実施中となっている。
『BLUE REFLECTION TIE/帝』は、PlayStation 4/Nintendo Switch版が10月21日、PC(Steam)版が11月9日発売予定。通常版の価格は8580円。1万1935円のプレミアムボックスには、ドラマCDやB2布ポスターなどが付属。スクールバッグ付きのスペシャルコレクションボックスが2万2110円となっているほか、ガストショップでは複製原画も付属する5万2580円のセットも販売されている。