『RPGタイム!~ライトの伝説~』アニプレックスよりXbox/PC向けに今冬発売へ、新映像公開。放課後にノートに書かれた冒険を遊ぶ手作りRPG

アニプレックスは9月30日、『RPGタイム!~ライトの伝説~』の新トレーラーを公開し、今冬発売予定だと告知した。対応プラットフォームはXbox One/Xbox Series X|S/PCで、日本語および英語に対応。

アニプレックスは9月30日、『RPGタイム!~ライトの伝説~』の新トレーラーを公開し、今冬発売予定だと告知した。プレスリリースによると、対応プラットフォームはXbox One/Xbox Series X|S/PCで、日本語および英語に対応。また本作は、アニプレックスがパブリッシャーを担当する初のインディー作品になるそうだ。


『RPGタイム!~ライトの伝説~』は、ゲームが大好きな少年ケンタくんの手作りRPGに挑戦する、手作りノートアドベンチャーゲームである。本作の舞台は、ダンボール大陸と呼ばれるファンタジー世界だ。ある日、光の城に突如魔物が現れる。主人公の勇者ライトは危機に駆けつけるものの、目の前で魔王に姫がさらわれてしまう。勇者ライトは魔物たちと戦いながら、姫を救うべくダンボール大陸を冒険することになる───というのはケンタくんの考えたゲームの中のお話。本作は放課後、ゲームマスターのケンタ君とともに、彼がノートに描いたRPGを遊ぶ作品だ。


ケンタくんの作ったRPGには、ノートに描かれていることを活かしたギミックが待ち受けている。宝箱までの道が消しゴムで消されてしまったり、鉛筆の剣で魔物に攻撃を加えたり、工作の怪物との戦いが描かれたりなど、手作り感のある多彩な工夫が、冒険の中に用意されている。またグラフィックは、ケンタくんの描いたノート内などは、手書きのイラストで表現。ダンボール風の操作ボタンや、落書き風のUIが配置されているなど、細かな表現の積み重ねによって、学校の机の上にノートを広げて遊んでいる風景が描かれている。


本作は、藤井トム氏を中心とした開発会社DESK WORKSが手がけている。開発期間は9年。これまでに多数のアワードを獲得しており、注目度の高さが伺える。一方、当初は2019年のリリースが予定されていたものの、2019年6月に2020年発売への延期が発表されると、2020年12月末には2021年発売へと延期された。藤井トム氏は、今年7月にそろそろ完成しそうともツイートしており、この冬こそリリースに期待できるかもしれない。

RPGタイム!~ライトの伝説~』はアニプレックスから、Xbox One/Xbox Series X|S/PC向けに今冬発売予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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