2Dパズルアクション『Aspire: Ina’s Tale』発表、12月リリース予定。夢を喰らう塔に囚われた少女の冒険

 

パブリッシャーのUntold Talesは9月25日、2Dパズルアクションゲーム『Aspire: Ina’s Tale』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)および、海外Nintendo Switch/Xbox One。なお、Steam版のストアページには、日本語対応との記載がある。発売時期は2021年12月を予定しており、10月1日よりSteamにて体験版の配信が開始する。
  

 
『Aspire: Ina’s Tale』は、横スクロール型のアクションゲーム。プレイヤーは、人の夢を喰らう塔に囚われた少女イナとして、美しくもどこか不気味な塔の内部を冒険することとなる。パズルや謎を解きながらステージを進み、塔に隠された真実を解き明かすこと、そして脱出することが本作の目的だ。 
 

 

 
物語は、主人公イナが終わることのない眠りから覚めるところから始まる。何も知らないまま突然目覚めたイナは、夢を食べて生きる不思議な塔に囚われていることに気づく。塔に囚われた理由と、塔から逃れる出口を探すため、イナは冒険に旅立つ。 

ゲームシステムとしては、当内部にある各ステージにて、パズルや謎を解きながらクリアすることで、ストーリーが進んでいく。各ステージはそれそれ異なる性質をもっており、風景や環境もさまざまだ。各ステージをクリアするごとに、ステージ特有の謎が明かされるという。また、道中では、塔の住人との交流も描かれる。塔に住む謎めいたキャラクターたちは、過去や記憶を失っている。失われた過去や記憶を見つけることで、それぞれの束縛から解き放つことが可能だ。
 

 

 
イナは精霊と共鳴する力を持っており、塔に住む精霊たちの手助けを得ることができる。精霊の力は、ステージに配置されたギミックなどと組み合わせることで、パズルを解いたり隠し通路を発見したりすることが可能となる。本作の世界では、精霊との共鳴は特別な能力であり、イナが塔に囚われた理由と深く関わっているようだ。 
 

 
本作のデベロッパーWondernaut Studioは、2020年にブラジルの南部ポルト・アレグレに設立された開発スタジオ。同スタジオにとって、『Aspire: Ina’s Tale』が初めてのリリースとなる。現在、本作の開発と並行して、「Project Veil」と題したホラーゲームのプロジェクトが進行中だ。また、本作のナラティブ・デザイナーは、魅力的なキャラクターが多数登場する学園ドッジボールRPG『Dodgeball Academia(ドッジボール・アカデミア)』のシナリオライターTiago Rech氏。本作は、「興味深いストーリーを描く作品のリリースに注力する」というパブリッシャーUntold Talesからのリリースということもあり、物語性の強い作品となりそうだ。 
 

 

 
『Aspire: Ina’s Tale』は、2021年12月発売予定。対応プラットフォームは、PC(Steam)および、海外Nintendo Switch/Xbox One。Steam版は、日本語対応予定だ。また、10月1日よりSteamにて体験版の配信が開始する。