『ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』コンソール版が2021年12月16日発売へ。精霊を駆使して進むメトロイドヴァニア

PLAYISMおよびワイソーシリアスは9月25日、『ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』のコンソール版を2021年12月16日にリリースすると発表した。

弊社アクティブゲーミングメディアのゲームパブリッシングブランドPLAYISMおよびワイソーシリアスは9月25日、『ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』のコンソール版を2021年12月16日にリリースすると発表した。対象のプラットフォームは、PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。価格はダウンロード版が税込2480円。また同日よりMicrosoft Windows Storeでの販売も予定されている。
 

 
『ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』は、水野良氏によるファンタジー小説「ロードス島戦記」シリーズを原作に描かれる探索型の2Dアクションゲームである。主人公は、同作の登場人物の1人ディードリット。本作における彼女は、見知らぬ場所で目を覚まし、謎めいた場所を探索することになる。また探索中には、かつての仲間たちの姿を目撃しつつ、最新作「ロードス島戦記 誓約の宝冠」までの空白の物語が描かれていく。

ディードリットは近接武器と弓、魔法を駆使して見知らぬ場所を探索する。武器による攻撃や精霊魔法によって、生息するモンスターたちを倒しつつマップ内を進んでいくわけだ。ただし、本作のモンスターたちには属性が設定されており、単に攻撃を続けているだけでは、思うようにダメージが与えられないこともあるだろう。そうした際には、使役する精霊を変更する。ディードリットは、炎の精霊サラマンダーと風の精霊シルフを所持している。同時に一体までの精霊が使役でき、使役中の精霊によってディードリットの属性が変化。たとえばサラマンダーの使役中は、攻撃に炎属性が付与され、敵からの炎属性の攻撃が無効化するなど、精霊の切り替えによって戦闘が有利に進められるわけだ。
 

 
また攻撃時などに発生するソウルスクリームによって、精霊のレベルが上昇。最大のレベル3に達すると、HPの自動回復効果が発動する。ただ、攻撃を食らってしまうと精霊のレベルが下がってしまうため、回復を利用するには上手く立ち回る必要がある。精霊のレベルも含めて、精霊使いとしての戦いが描かれているわけだ。探索中に手に入るアクションによって行動範囲が広がっていくほか、攻撃速度やモーションの異なる多彩な武器や図鑑も搭載。クリア後には、制限プレイモードやボスラッシュも用意されている。
 

 
本作を開発しているのは、国内の2DゲームクリエイターチームTeam Ladybugだ。同チームは、2019年3月に『Touhou Luna Nights』をリリース。Steam版では、9600件以上のユーザーレビューのうち、97%で好評を獲得し「圧倒的に好評」となっている。また『ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』は、Steamにて早期アクセス配信が実施され、2021年3月に正式リリースを迎えている。同作のユーザーレビューにおいても、93%で好評を獲得し「非常に好評」。プレイヤーからは、すでに高評価を受けているわけだ。

『ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch版は、12月16日発売予定。ダウンロード版は税込2480円。PlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switch向けには、初回生産分にサウンドトラックとスペシャルブックが付属するパッケージ版も税込3980円で発売される。またコンソール版ではSteam版の3言語にくわえて、簡体字、韓国語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、ブラジルポルトガル語、ロシア語にも対応する。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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