『Dead by Daylight』トラッパーとスピリット調整へ。トラバサミが使いやすくなり、罠師には嬉しい強化

Behaviour Interactiveは9月23日、『Dead by Daylight』の開発チームアップデートを公開した。今後同作にて実装予定の調整について紹介されている。今回大きめの調整が入るのは二人の殺人鬼である。

Behaviour Interactiveは9月23日、『Dead by Daylight』の開発チームアップデートを公開した。今後同作にて実装予定の調整について紹介されている。

今回大きめの調整が入るのは二人の殺人鬼、「トラッパー」と「スピリット」だ。 それぞれの変更点について確認していこう。殺人鬼「トラッパー」は最初期から存在するキラーで、その名のとおり罠となるトラバサミを駆使し、サバイバーを追い詰める。今回予定されている調整は以下のとおりだ。

・マップに生成されるトラバサミの個数が6個で固定に(現在は4~6個でランダム)
・最初から2個トラバサミを持った状態で開始し、2個まで同時に持ち運べる


トラバサミの生成個数固定や、初期トラバサミの保有数増加 は純粋な強化といえ、トラッパーを使用されている方にとっては朗報だろう。またトラバサミまわりの変更に伴い、アドオンの調整および効果の一新もおこなわれるとのこと。

・“張り詰めたばね” (ベリーレア): 張力の高いばね。伸ばすと反発して一瞬で元の場所に戻る。生存者がトラバサミから脱出すると、2秒後にそのトラバサミがリセットされる。
・“罠用袋” (ベリーレア): 採集狩猟に適した、頑丈な革の袋。 すべてのトラバサミが儀式開始時に手持ち状態になり、マップ上に出現しなくなる。設置したトラバサミは回収できなくなる。


紹介されたアドオンは、ふたつとも 新規のアドオン。ともにベリーレアらしい尖った効果となっており、特に”罠用袋”については初動の罠回収の時間が必要なくなる反面、一度設置した罠を回収できなくなるという強烈なデメリットも抱えている。今までのトラッパーにはなかった立ち回りや戦略が期待されそうだ。一方、山岡凛こと殺人鬼スピリットにはその武器であるフェイズウォークに調整が入るようだ。

・フェイズウォーク中にスピリットから24メートル以内にいる生存者は、方向が感知できる音が聞こえるように
・スピリットがフェイズウォーク中、歩く度に埃が立つように


前述のトラッパーとは打って変わり、こちらは純粋な下方修正といえる。要するにチェイス中の生存者視点にフェイズウォークの情報が与えられるようになった。 調整予定のアドオンについても一部紹介された。

・”脇差の鞘” (ベリーレア): 山岡の祟りの発動中、アビリティ発動のボタンを押すと抜け殻に戻り、祟りが解除される。
・“線香花火” (ベリーレア):山岡の祟りが終了するとスピリットの抜け殻が爆発し、4メートル以内にある乗り越え可能な場所が5秒間ブロックされる。


“脇差の鞘”は元々フェイズウォークのクールタイム短縮と移動速度上昇を兼ねた効果だったが、効果そのものが大きく変わるようだ。こちらの アドオンは、どちらもフェイズウォーク中の抜け殻に関するユニークなもの。生存者が迂闊に抜け殻に近づく事自体にリスクをもたせる効果のため、アドオンの存在自体が1つの強みとなるかもしれない。そのほかの変更点についてもいくつか公開されている。

・殺人鬼アドオンにおける「とてつもなく」等のような曖昧な表現を数値化。
・弱すぎる、強すぎる殺人鬼アドオンの調整。
・生存者・殺人鬼の各種パークの調整。
・Stranger Thingsチャプターに収録されているパークの名称変更。


また、ゲーム内要素の強制停止機能の実装も予定されている。こちらはアップデート配信の必要なく、開発チーム側で特定の要素 (キャラクター、パーク、アイテムなど) をオフにすることができる機能だ。不具合の意図的な利用を防ぐためだろう 。

今回の開発チームアップデートは前編であり、後編の公開は9月27日(月)に予定されている。まだまだ未公開の実装予定要素があるとのことで、後編の発表 にもぜひ注目したい。

Jun Uchiyama
Jun Uchiyama

野菜は苦手ですがゲームは好き嫌いしません。AUTOMATONでは主にDbDを担当します。

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