『リネージュ2M』にて大型アップデート「クロニクル III.豊穣の時代」配信開始。両手剣の追加や、期間限定で「クラス チェンジ」も可能
NCSOFTは9月15日、『リネージュ2M』にてアップデート「クロニクル III.豊穣の時代」を配信した。同アップデートでは、新領地エデンや新武器両手剣が登場。あわせて、クラスカードなどを転換する「クラス チェンジ」と、別サーバーへキャラクターを移動させる「サーバー移動」の販売や、多数のキャンペーンも実施されている。
『リネージュ2M』は、NCSOFTが開発・運営中のオンラインRPGである。同社は、往年のMMORPG『リネージュ2』などの開発元であり、本作は『リネージュ2』の正当後継モバイルリメイクとも称されている。9月15日には、大規模アップデート「クロニクル III.豊穣の時代」により、多数のコンテンツが追加された。新領地アデンの導入により、アデン城を囲む巨大な城郭にある村「アデン城の村」や、グランカインの力により巨大化した荘厳な滝「アンヘルの滝」など、『リネージュ2M』の世界に新たなフィールドが多数登場している。サイレントバレーには、領地ボス「オルクス」と地域ボス「グラーキ」が存在。地域ボスのいるフィールドは用意されており、新装備やアイテムも手に入る。
「クロニクル III.豊穣の時代」では、新たな武器種「両手剣」も登場している。両手剣は、スタンと反射を兼ね備え、怒涛の連撃を繰り出すという。両手剣のクラスとしては、初代オーク王のザナーク、エルフの戦士エルゴス、騎士の女性ロティを含めて、23キャラクターが追加。あわせて、製作武器の両手剣内にも新規アイテムが追加されている。
また今回のアップデートでは、新機能も実装された。大きなものとしては、ワールドマップがリニューアルを果たしている。ワールドマップから、ボスの出現位置や登場間隔、出現確認が可能。ワールドマップ上のボスアイコンからのテレポートもできるほか、キャラクターに適したおすすめ狩り場が確認できるなど、より正確で多様な情報が確認できるように変更されたようだ。
新アイテムとしては、「製作アークストーン」が追加。失敗確率のあるプロモーション製作時に使用可能で、製作アークストーンにより成功確率を上昇させられる。そのほか、戦闘の加護および回復の加護の調整、新規業績の追加、アインハザードのペンダントの調整、ディオン領地の一部ボスモンスターの出現位置の数調整、多重強化の改善、アインハザードの祝福の最大所持数が5万になるなど、多数の改善や調整が加えられている。
大型アップデートにあわせてクラス チェンジも実施されている。本作におけるクラスチェンジとは、手持ちのクラスカードや装備アイテム、スキルなどを任意のものに転換するサービスだ。クラスチェンジでは、最初に転換先のクラスを選択する。転換先候補はレアリティなどによって決まっており、伝説級のクラスカードなら、選んだ武器種の伝説級のクラスカードへ転換可能。クラス チェンジに必要な2500ダイヤと、内容に応じた追加費用のクラス コインを支払うことで、任意のアイテムを手に入れられるわけだ。転換の対象は、クラス/装備アイテム/スキル/熟練度で、レアリティなど細かな制限が存在。利用可能期間は9月29日のメンテナンス前まで。アカウントごとに1回のみ、レベル60以上から購入できる。
期間限定のサービスとしては、9月28日23時59分までの期間、「サーバー移動」の販売もおこなわれている。サーバー移動では、攻城戦が開催される日曜日の20時から22時は利用できない点には注意してほしい。
そのほかキャンペーンとしては、装備普及やクラス/アガシオンの合成に再挑戦できる3種の「TJのクーポン」の登場、出席イベント「WELCOM 豊穣の時代」の開催、冒険に役立つアイテムが貰える「レベルアップ支援!豊穣の成長箱」、モンスターを倒してイベントアイテムを集める「晩夏の征服者 Week2」「十五夜月狩猟大会」など、多数の施策が実施されている。
『リネージュ2M』は、PC(パープル)/Android/iOS向けに配信中だ。