見下ろしアクション『メタリックチャイルド』Steamにて体験版公開。ランダムなコアの能力を活用する、アンドロイド少女の戦い

CRESTは9月10日、『メタリックチャイルド』の体験版をSteamにて配信開始した。体験版では『メタリックチャイルド』のアクションや基本的なシステムが確認できる。

CRESTは9月10日、『METALLIC CHILD(メタリックチャイルド)』の体験版をSteamにて配信開始した。体験版にはチュートリアルと1フロア分のステージが含まれており、本作のアクションや基本的なシステムが確認できる。
 

 
『METALLIC CHILD』は、韓国の開発スタジオSTUDIO HGが手がける、見下ろしコアアクションゲームである。本作の舞台は、高度なアンドロイドの研究開発計画「プロジェクト・メタリックチャイルド」が進行中の宇宙実験室ライフストリーム号。主人公のロナは、同プロジェクトで開発された最初のメタリックチャイルドである。プロジェクト・メタリックチャイルドでは、ロナの開発以降も研究が進められていた。しかしある時、発案者のアイリーン博士による反乱が発生。ライフストリーム号はロボットたちに占拠され、地球へと落下しようとしている。ロナは、自分の生みの親であるアイリーン博士の凶行に戸惑いつつも、ライフストリーム号の落下を防ごうと奮闘。ロボットたちと戦う中で、反乱の真相などが明らかになっていく。
 

 
Steamストアページの画像

 
地球を守ろうと戦うロナであったが、自律行動機能が故障し、身動きが取れなくなってしまう。そこへ、ゲームを起動したプレイヤーとなぜか通信が繋がり、プレイヤーが遠隔操作でロナを操作していくことになる。ロナには、ソード&シールド/ハンマー/ガントレットの3種類の装備が用意されている。ソード&シールドでは敵の攻撃を防ぐガード、残りの装備では転がって攻撃を避けるローリングが、それぞれ攻撃やスキルをキャンセルして発動可能。敵を掴んで投げるアクションも使いつつ、ステージに待ち受けるロボットたちとメタリックチャイルドを倒し、ライフストリーム号の落下を防ぐためのエネルギーを集めることが目的だ。

またロナは、ほかのロボットのコアを奪って食べると、一時的に能力を獲得する。ミニコアからランダムで得られる能力には、攻撃力を上げる、敵を倒すとHPが回復する、大型の敵でも投げられるようになるなど、時間制限がありながら強力な能力も存在する。一方でミニコアの中には、被ダメージが増加する、装備の切り替えができなくなる、ゲーム画面の解像度が下がるなど、ユニークなものも含めてマイナス効果が発生するバグ/ウイルスコアもある。そのほか武器ごとのスキルや、いわゆるレリック/パークに相当し1回のプレイ中継続するスーパーコア、永続的なロナの強化要素と見た目も変わるカスタムといった要素も搭載。テンポの良いアクションやコアから得られる一時的なランダム能力を活用しつつ、10種類以上のボスと戦う少女ロナのストーリーが描かれていく。
 

 

Steamストアページの画像

 
今月10日にPC向けに配信された体験版は、Steamのストアページからダウンロード可能となっている。前述のとおり体験版には、チュートリアルと1フロア分のステージが収録。本作のアクションや基本システム、4種類の難易度、主人公ロナの声も含めたプロの声優陣による日本語音声などが確認できる。
 

 
『METALLIC CHILD』は、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに9月16日発売予定。Steam版は2980円、Nintendo Switch向けには通常版が3980円で、設定資料集やサウンドトラックも付属する1000セット限定の特装版が1万円となっている。また、PlayStation 4/PlayStation 5版も2022年発売予定となっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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