オープンワールド運送ゲーム『Worlds Of The Future』正式発表。カラフル太陽系を股にかけ、伝説の配送業者を目指せ


インディーデベロッパーのMoonmen Gamesは9月9日、オープンワールドADV『Worlds Of The Future』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)で、早期アクセスで配信予定。リリース時期は未定だ。


『Worlds Of The Future』は宇宙を舞台にした、シングルプレイのSFアクションアドベンチャーだ。プレイヤーは色鮮やかな2500年の太陽系を宇宙船で駆け回り、スペース配送業者として成長を目指していく。クルーを雇用し貨物船に配備・指揮して、太陽系中のお客様に荷物を届けて報酬と地位を得るのだ。企業ランキングを駆け上り、太陽系の伝説的配送業者を目指そう。

プレイヤーがおこなうのは指揮だけではない、社長自らシャトルクラフトに乗り、星々や宇宙ステーションなどに着陸してタスクをこなしたり探検に赴くことが可能だ。太陽系はすべてシームレスに繋がっており、ローディングなしに宇宙を飛び回り、そのまま大地に降り立てる。広い太陽系には宇宙海賊やエイリアンおよびロボットギャングなどの危険もあり、時には宇宙船でのシューティングバトルや、社長自ら銃を握っての銃撃戦に発展する。忙しかった一日の終わりには、バーで一杯やるといった息抜きもある。


太陽系は届けるべき荷物以外にも、謎や物語に満ちている。企業としての格を上げていくなかで、プレイヤーはさまざまな人物や企業と友好を結び、あるいは敵対していく。仕事のなかでプレイヤーには「法を守るか、破るか」といった選択が突き付けられるのだ。どの勢力とどのような関係を築くかは、プレイヤーに委ねられる。

本作の世界観はSF作品「スタートレック」や米国のSFアニメ「フューチュラマ」に影響を受けているそうだ。開発チームは両作の描いた「明るい未来世界」にインスピレーションを貰ったという。本作において開発元は、プレイヤーが没入し、その一部になれるような世界を描き出すことを目標としている。世界にはさまざまなランドマークやユニークな場所が存在するそうだ。本作のカラフルなビジュアルで、どのような世界が描き出されるのか興味深い。


本作開発元のMoonmen Gamesはデンマークを拠点にしている。同スタジオ初作品となる本作は、他国のフリーランス開発者たちと遠隔で協力しつつ開発にあたっているそうだ。開発期間は6年にも及ぶといい、開発チームの本作にかける情熱がうかがえる。

なお、早期アクセス版は、基本ゲームプレイ要素を一通り実装したものになるとのこと。早期アクセス配信期間中は、メインおよびサイドストーリーが追加される。また、オープンワールドに点在するアクティビティやイベントなどのコンテンツも拡充されるそうだ。早期アクセス期間は1年から1年半ほどが見込まれている。

『Worlds Of The Future』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに早期アクセス配信予定。リリース時期は未定だ。