脱走兵ステルスゲーム『ウォー・モングレルス』PC版10月19日発売へ。第二次世界大戦ナチス脱走兵の“地獄”を描く

DMM GAMESは9月6日、リアルタイム戦術ゲーム『ウォー・モングレルス』のSteamおよびEpic Games Store版を10月19日に発売すると発表した。本作では「目の前の敵兵を倒すのか、隠れてやりすごすか」といった“個人の動き”をリアルタイムに操作する。

DMM GAMESは9月6日、リアルタイム戦術ゲーム『ウォー・モングレルス』のSteamおよびEpic Games Store版を10月19日に発売すると発表した。発表にあわせて新トレイラーも公開されている。


『ウォー・モングレルス』はポーランドのデベロッパーDestructive Creationsが手がけるリアルタイムタクティクスゲームだ。第二次世界大戦における東部戦線を舞台に、ナチスに対抗するレジスタンスたちの戦いを描く。東部戦線といえばロシアなど、ドイツから見て東側の国々との戦域を指す言葉だ。激しいレジスタンス活動がおこなわれたことで知られ、しばしばゲームや映画に盛り込まれるフランスは西部戦線に位置する。本作においては脱走してレジスタンスとなる2人のドイツ国防軍兵を軸にした物語が展開されるそうだ。


本作はジャンルとしてリアルタイムタクティクス(RTT)ゲームを掲げている。同ジャンルに区分される作品としては『Commandos』シリーズや『Shadow Tactics: Blades of the Shogun』が挙げられる。これらの作品は、個人スケールの戦闘にフォーカスしたゲームプレイを特徴としている。多くのリアルタイムストラテジー(RTS)ゲームでプレイヤーが大規模な軍隊を指揮し戦略級に近い采配を振るうのに対して、本作では「目の前の敵兵を倒すのか、隠れてやりすごすか」といった“個人の動き”をリアルタイムに操作する。

本作に登場するレジスタンスたちは各々がユニークな性格や背景およびスキルを持っており、使用するキャラクターによってステージ攻略へのアプローチも変化する。銃を使った戦闘も可能なものの、基本的にはキャラクタースキルを駆使し、ステルスや撹乱で敵を出し抜く搦め手での攻略が求められるようだ。2人協力プレイにも対応し、オンラインで仲間と共に攻略に望むことも可能となっている。


ゲームプレイの合間にはシネマティックが挟まれ、コントラストの効いた重厚な雰囲気のアニメーションで物語が語られる。本作のストーリーは第二次世界大戦の歴史の専門家による監修のもと、実際の出来事や逸話を元にして制作されたものだ。また、ゲーム内で読める新聞記事など、大戦中の歴史に触れられる要素も多数盛り込まれている。闇の戦争世界を描き、地獄のような物語を展開するという本作で、戦争の犬(ウォー・モングレル)たちの姿がどう描き出されるのか、注目したい。

『ウォー・モングレルス』は10月19日、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに発売予定。PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|Sにも対応予定で、コンソール版の発売日は後日発表される。

Sayoko Narita
Sayoko Narita

貪欲な雑食ゲーマーです。物語性の強いゲームを与えると喜びますが、シューターとハクスラも反復横とびしています。

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